首肩の症状について

2020年06月10日

こんにちは、三郷中央駅前整骨院の中田です。
 
 
段々暖かくなり半袖が多くなる時期にになってきましたね。
さて、今日は肩の症状についてお話したいと思います。
 
まず初めに四十肩、五十肩についてお話したいと思います。
四十肩、五十肩は本来、肩関節周囲炎と言われる疾患になります。
この疾患は、肩関節の筋肉の緊張や石灰化が原因になります。
症状
40歳以降に多くなるのですが日常生活動作の髪をとかす、帯やエプロンの紐を結ぶ、洗濯物を干すなどの動作が困難になることがあります。
病期は炎症期、拘縮期、解氷期の3期に区分することができます。
 
炎症期
痛みがもっとも強い時期で肩の前方や奥の方が痛み、夜間も睡眠が障害されるほどの痛みで衣服の着脱が困難になることがあります。
 
拘縮期
肩の拘縮が完成する時期で日常生活動作であらゆる方向で運動制限があり髪を洗うのも痛い時がある時期になります。
 
解氷期
拘縮が次第になくなってくる時期で肩の動きが改善し夜間痛も改善されていきます。

治療法
炎症期
無理に動かさずサポーターなどで肩を保温してあげてください。寝る時など肩が布団から出ない工夫などしてあげてください。
 
 
拘縮期
肩を温めてあげたり、可動域に応じたストレッチをしてあげてください。
 
 
解氷期
徐々に肩を動かすようにしてあげながらもストレッチを続けてください。
五十肩はとても多いのでセルフケアで痛みを軽減してください。
 
 
次は胸郭出口症候群についてお話したいと思います。
原因

胸郭出口症候群とは鎖骨と肋骨の間を神経(腕神経叢)、動脈鎖骨下動脈)、静脈鎖骨下静脈)が通過するのですが筋肉(前斜角筋、中斜角筋)が圧迫している状態になります。
症状
肩こりや腕のシビレ、痛みが出ることがあります。
治療法
胸郭出口症候群は神経、血管を圧迫している前斜角筋、中斜角筋、小胸筋などを緩めてあげることによって改善されるのでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽に当院へご来院ください。
 
 
次は寝違えについてお話したいと思います。
 
原因

寝違えの原因には無理な体勢での睡眠や冷えによる血行障害、過度なスポーツによる筋疲労などがあります。
症状

寝違えの症状には首が痛くて回せない、シビレ、痛み、頭痛なども出てきます。
 
治療法

ひどい痛みがあり、腫れ、炎症がある場合はまず冷やしましょう。氷水や保冷剤などを患部に当ててください。
炎症が引きたら次に患部を温めて血流を良くしてあげましょう。
良く寝違えになる方は枕の高さが合っていないことが原因かもしれないので枕を変えてみるのもいいでしょう。
首肩が痛くお困りの方がいらっしゃいましたら気軽に当院へご相談ください。