頚肩腕症候群

2024年04月11日

こんにちは

三郷中央駅前整骨院箕輪です。

ここ最近は、春らしい気候になってきて過ごしやすい日々となっておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は頸肩腕症候群について説明していきたいと思います。

頸肩腕症候群(以下:肩こり)とは、頸から肩、上肢にかけて筋緊張が起こり血行不良を生じることにより重だるさなどを感じる症状の総称です。

主な症状としては、凝り感や張り感、痛み、頭痛、吐き気などがあります。

原因

肩こりの原因としては、血行不良や姿勢不良(円背・ストレートネック)、筋緊張の起こりやすい姿勢での作業、なで肩、長時間の同一姿勢精神的ストレス頸椎ヘルニアや変形性頸椎症などの頸部疾患、筋力低下などがあげられます。

特に多いのが、長時間の同一姿勢や不良姿勢での作業となっており、

デスクワークの人に多くみられます。

また、肺がんや肝臓がん、胃がん、悪性リンパ腫、骨腫瘍などでは転移やがんそのものの疼痛によって肩こりを引き起こす場合もあるため、治療しても取れない肩こり急激な体重減少食欲不振原因不明の微熱がある場合は一度かかりつけ医に相談するようにしましょう。

 

予防法

肩こりの予防方法としては、パソコンやスマホなどを見る際は適度に休憩を取る、デスクワーク時に適度な休憩を取る、筋力をつけるなどがあります。

特に、筋力をつけることにより血行の促進が促されるとともに疲労が溜まりづらくなるため肩こりが起こりにくくなります。(経験上腕立て伏せが10回以上できない方に肩こりが多い印象があります)

家でも簡単にできるトレーニング方法としては、腕立て伏せ(できない場合は膝付でも可)、体幹トレーニング(プランクなど)、ラットプルダウン(チューブやタオルを使用)、ショルダーシュラッグ(軽量ダンベルやペットボトルを使用)などがあります。

 

解消法

肩こりの解消方法としては、首肩回りのストレッチやウォーキングなどの軽度の運動を行う、入浴などによる血行促進、セルフマッサージによる筋柔軟性の向上などを行うと効果的です。

当院では、全身整体コースによる筋柔軟性の向上や関節バランスの調整や猫背矯正コースでの姿勢の改善、眼精疲労解消コースによる目や頭周りの筋に対してのアプローチを行っております。

ここで1つ注意点なのですが、慢性疾患は我々柔道整復師の保険適応の対象にはなりません。なので、肩こりや慢性的な腰痛、姿勢の改善などの施術は自由診療(自費治療)での対応となります。

肩こりに対して、対処方法はたくさんありますが中々セルフケアを継続してできない場合や緊張型頭痛に発展してしまった場合などはお気軽にご相談ください。