春バテ
2024年03月22日
こんにちは
三郷中央駅前整骨院 箕輪です。
桜の開花予想もずれ込み、ここ数日は気温も低く寒い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は春バテについて説明していきたいと思います。
春バテとは、就職や進学といった春特有の生活環境の変化や、激しい寒暖差などがストレスの原因となり、心や体に様々な症状を引き起こすことをいいます。
春バテの症状としては
・倦怠感
・日中の眠気
・めまい
・立ちくらみ
・イライラ
・気分の落ち込み
・憂鬱感
・疲れやすい
・食欲がない
・朝起きるのが辛い
などがあり、特に最低気温と最高気温の気温差が7℃以上になると春バテの症状が出やすいとされています。
また、春は寒暖差が大きく寒暖差疲労が起きやすいとされています。
寒暖差疲労とは、一日の中で寒暖差の日内変動が大きいと体温を調節する自律神経が過剰に働くことにより、様々な症状が引き起こされることをいいます。
寒暖差疲労の症状は
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・倦怠感
・不眠
・めまい
・食欲不振
・冷え
・浮腫
・下痢
・便秘
・イライラ
などがあり、寒暖差疲労では前日よりも5℃以上の気温変化があると起こりやすいとされています。
寒暖差以外に春バテが起こる原因として以下のことがあげられます。
気圧の変化
春は移動性高気圧の影響で、低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こります。
気圧が変動すると、耳の奥にある三半規管や前庭といった体のバランスを保つための気管が集まる「内耳」という部分が敏感に感知し、脳に伝達します。
それに自律神経が反応して、交感神経を刺激します。これが抑うつやめまいの悪化、血圧の上昇、心拍数の増加、慢性痛の悪化などに繋がります。
生活環境の変化
春は進学や就職、転勤、異動、引越しなど、新生活が始まり生活環境も大きく変化する季節です。
慣れない土地での生活に対する不安や緊張感、人間関係の変化があり、環境の変化は人にとって大きなストレスの元凶となります。
そういった環境の変化により、疲れや精神的なストレスが自律神経のバランスを乱し、春バテの症状を引き起こす原因となります。
春バテの対策としては、良質な睡眠をとることや適度な運動を行いストレスの解消をしたり、ミネラル・ビタミン・カルシウムなどの自律神経のバランスを整える物の摂取量を増やす、体内の血流を改善し体温調節や免疫機能を向上させることなどがあげられます。
最近なぜか体の調子が上がらない場合は、良質な睡眠やストレッチなどの適度な運動を心掛けて生活してみてください!
もし、それでも体の調子が上がらない場合は、何か重篤な疾患である可能性もあるため、近くの医療機関を受診するようにしましょう。