成長期のスポーツ障害
2018年07月9日
お疲れ様です。今週のブログです。
こんにちは。高橋です。
もう7月ですね。。。
早いですね!夏ですね!
学生さんにとっては待ちに待った夏休み!!
ハッピーライフの始まりがもうすぐです!!
熱中症にならないように又浮かれすぎないようにしていかないと、、!!
今年も日本はじめじめとした夏が来そうですね。
今回のブログ内容は
「スポーツ障害で成長期における障害」
です。
1,成長期
成長期は乳児期、幼児期、学童期、中学・高校となります。
骨の成長はおおむね女子15〜16歳、男子17〜18歳までに完了する。
学童期以降は体格に大きな変化が起こるとともに、もっとも活動量も多く、運動器損傷が発生しやすい時期と言えます。
一方で旺盛な発育力によって常に正常に発育しようと働くことから、身体組織を損傷してもそれらに対する治癒力が高い。
骨折しても形を元通りにしようとする力が強い。
2,性別
性別による身体の構造の違いによつて損傷の特殊性が生じる。
骨形態、関節形態、筋力などの体型的要素、スポーツ活動、履物など損傷に男女差が見られる。
3,成長期の骨の構造
成長期の骨端部は厚い関節軟骨におおわれておりこの部の骨端線が主に骨の直径の成長を司っている。
骨膜も厚く強靭で血行が豊富である。
4,成長期における弱点
成長には個人差が大きく発育の早い子と遅い子の間には5年もの差があります。
早熟な子供と晩熟な子に同じ心身共に過度の負担がかかるとストレスになることもあります。
骨の伸びる速度に周囲の筋肉や神経の成長が追いつかないと一時的に柔軟性が低下して障害を起こしやすくなることもあります。
5,スポーツ障害の予防
子供に多いスポーツ障害は野球肘、オスグッド、腰椎分離症など様々です。
上記の予防としては
・ウォームアップ
・クールダウンが重要になります。
〜ウォームアップ〜
* 体温を上げて代謝を高める。
* 心身の緊張をほぐす。
* 筋肉の柔軟性をあげる。
* 関節の可動域を広げる。
〜クールダウン〜
* 緊張した筋肉のほてりをしずめて緩めます。
* 血行の促進
* 乳酸の拡散を速やかに進めて、疲労回復
様々な役割を果たします。
スポーツする前は必ずウォームアップをして、終わった後は必ずクールダウンをしましょう。
これをやるだけでスポーツ障害の可能性がぐっと抑えられます。
6,スポーツの練習間隔
トレーニングをした後はしっかりと休養と栄養を取りましょう。
筋肉は疲れると筋力が低下します。
しかし、筋肉は休養と栄養を取ると回復していきその過程で筋力は前より強くなります。
トレーニング間隔を空き過ぎてしまうと筋力は伸びません。
また、間隔を狭過ぎたり、負荷が強すぎる、栄養が取れてない、疲労が溜まっている、休養が取れてない。
このようなことがあると、筋力は逆に低下して、オーバートレーニングとなります。
しっかりとした食事、睡眠の管理が大事になってきます。
当院はスポーツ学生が特に多いです。
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ぜひ当院にご相談ください!