月状骨脱臼

2018年12月10日

こんにちは。三郷市、三郷中央駅前整骨院の高橋です。

12月も、もう中旬ですね。

とても早いですね。

そしてこないだまで暖かかったのに寒いです。

手袋、マフラーが手放せなくなりました、、、

そして、、、

世の中はクリスマスモード一色で、今年は何のケーキにしようか?お部屋を何の飾り付けにしようか?迷いますね!

クリスマスツリーも出して今年も盛り上がるクリスマスにしたいと思ってます!!

さて今回のブログは

 

「月状骨脱臼と月状骨周囲脱臼」

手首の中に手根骨という骨があります。そこの手を支えてくれる一つの骨(月状骨)についてお話させていただきます。

*月状骨脱臼

20代~50代の男性に好発する。

手関節の過度の伸展(背屈)によって発生する。 

月状骨が橈骨と正常の関節を構成し月状骨のみが掌側に脱臼するものが月状骨脱臼である

骨折を伴うことが多く、手部の捻挫と誤診されることもあるので注意が必要。

月状骨脱臼、月状骨周囲脱臼は見逃されやすい脱臼である。

基本的に手根骨の8個の骨で構成されている。

CT.MRI撮影などの判断を下すほどの痛みもない為、病院では見落としてしまう可能性がある。

手根骨の一番脱臼しやすいのが、月状骨。

*症状

手根部の前後径は増大し、軽度尺屈位、指は軽度屈曲している。

腫脹、疼痛、圧痛が激しく、正中神経を圧迫するもので母指球、第1~第3指掌面に痛み痺れが放散する。

特に第2第3指の末梢部、正中神経の固有支配域がしびれ感や感覚の鈍麻は正中神経障害を知るのに重要である。

脱臼した際に、手根管症候群になる可能性がある。手のひらから親指にかけて痺れが生じる。

*治療期間

3週間は最低でもかかり、固定期間が長いと拘縮してしまう可能性が高くなる。

出来るだけ早期に手部や前腕への手技療法、理学療法など行うと良い。

受傷後2週間までは整復が可能である。

見つけにくに骨折である為、治療に何ヶ月もかけてしまうと、後遺症になるリスクがある為、早期発見が望ましい。

後遺症になると、可動域が制限されてしまう。

*月状骨周囲脱臼

*特徴

月状骨が正常な位置にあって、その周囲の手根骨が背側、橈骨、少し中枢側に転位しているもの。

手部掌側から強い衝撃で発生するが、それほど多い脱臼ではない。

または、自動車衝突事故などで生じるケースもある。

固定法としては月状骨の脱臼と同じである。

基本的には外科的な修復をする必要がある。

 

手首に痛みがあったとしても痛みが続いたり悪化していく場合は捻挫ではない可能性があります。痛みの原因をしっかり検査し施術をしていくためお身体に不調や気になる方は是非一度三郷中央駅前整骨院までご相談ください☆