寝違えが起こってしまったら!
2022年05月4日
こんにちは!三郷中央駅前整骨院箕輪です。
ここ数日は気温の寒暖差が激しく天気も安定しておらず身体に厳しい天候ですが体調はいかがでしょうか?
睡眠時間の確保・栄養バランスのいい食事・適度な運動を行い体調を崩さないように心がけて日々生活していきましょう。
さて、今回は寝違えについて説明していきたいと思います。
寝違えとは
睡眠中に無理な方向に頚部の筋肉が引き伸ばされることによって損傷をきたしてしまい痛みが生じてしまった状態のことを言い、特にX線などの画像診断や徒手検査法が陽性になることがあまりありません。そのため、寝違えでは正確な原因を捉えるのは難しいとされていますが考えられる原因としては、
・上肢の使い過ぎ(手で重いものを持つ動作は頚の後ろの筋肉に負担がでます)
・同じ姿勢の持続(飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠などでは寝返りが少なくなる
・パソコンや事務作業が長時間に及ぶと頭を一定位置に保持するために頚部の筋肉に負担が生じる)猫背(頭の重さを頚部の筋肉が支えきれなくなる)などがあります。
寝違えでは筋肉が炎症を起こしている場合が多く、症状としては頚の痛みや頭を左右前後に動かせない、腕や指先に痺れが出るなどがあります。
寝違えをした場合してはいけないことは、頚部のストレッチ
・患部のマッサージ及び患部を触る(筋肉にできた傷を深くしてしまうため)
・患部を温める(血流量の増加により炎症がましてしまうため)
・アイシング(血流量の減少により治癒までの時間が長くなる)です。血流量の増加と減少がだめとなると一体何が正解なのかというと、何もしないことが正解なのです。
強いて自宅でできることといえば、消炎鎮痛効果のある湿布を短時間(1時間程度)貼ることにより多少の痛みの緩和になります。
では一体寝違えをしてしまったら家で安静にしている他に何もできないのかという疑問が生じますよね?
そこで僕ら柔道整復師や鍼灸師の出番です!
上記の通りに患部への直接的な手技療法はだめですが、肩甲骨周りの筋肉や腕の筋肉を緩めることで痛みの緩和や可動域改善、治癒までの時間の短縮などができます。また、超音波治療機による直接的な傷の修復を行うこともできます。
再度寝違えを起こしたくない方には、猫背矯正をおすすめします。
猫背矯正を行うことにより、頚部の筋肉の柔軟性PUやトータルバランスを整えることで負担の軽減をすることができ寝違えが起きにくくなります。
寝違えをしてしまったら早めの治療が有用ですので寝違えでお困りの際はお気軽にご相談ください。