腸脛靭帯炎

2020年05月16日

こんにちは。高橋です。

だいぶ寒さも和らいで、暖かくなってきましたね。梅雨もそろそろなので、ジメジメシトシトとした洗濯物がカラッと乾かない時期がやってきます。

皆さん梅雨時が1番あんまり好きでない方多いのではないですかね。

新型コロナウイルスも早く収束することを願って1人1人の行動が大事になってくるので頑張っていきましょう!!!

今回のブログ内容ですが腸脛靭帯炎です!

腸脛靭帯炎とは。。。
別名ランナー膝

膝関節外側部に圧痛や運動時痛を認めます。

原因は、腸脛靭帯と大腿骨外顆との間の摩擦により炎症が生じます。
* 「オーバーワーク(練習などのやりすぎ)」
* 使いすぎ
* ウォーミングアップ不足 
* 脚長差
* 硬い路面や下り坂
* 柔軟性不足
* 下肢のアライメント(内反膝)
* 硬いシューズ
* 休養不足
があります。

特にランナー(ランニング)の人に多い怪我のから「ランナー膝」とも呼ばれています。

膝関節の屈伸を繰り返す動作により発症します。

又、O脚の人にも多い炎症になります。

どのような病気なのか。どういう人がなりやすいのか。

腸脛靭帯炎は太ももの外側に位置しており、腸骨から脛骨の間を結合させているバンドです。

膝関節の曲げ伸ばしなよ際の重要な支持機構となっています。

膝の屈伸運動を繰り返すことで、腸脛靭帯が膝の外側の上方にある骨のでっぱりを何度も通過するために炎症が起こると考えられます。

主に長距離ランナーや自転車競技者に起こりやすい。

発生頻度は長距離ランナーの5ー30%。自転車競技の15ー24%。

安静、冷やすこと。痛み止め、リハビリなどが
治療の第一選択となります。

一部の方は痛みが長引くこともあります。
観血療法は一般的ではないとおもわれます。

どういう痛みが出たら疑うべき?

膝関節の外側に痛みが出る症状ですが、走った時、走った後に痛みが出ます!

ある一定の距離まで走ると痛みが出る方も居ます。

また痛みが出ても休憩してある程度良くなってまた走ら始めると痛くなる方もいます。

膝関節の外側に付いてる腸脛靭帯炎ですが上の方にたどっていくと「大腿筋膜張筋」や「大臀筋(お尻の筋肉)」と繋がっています。

大腿筋膜張筋」や「大臀筋」が硬くなると
繋がってる腸脛靭帯が引っ張り続けられます。

膝の屈伸動作で引っ張り続けられている腸脛靭帯が骨と擦りやすくなるため痛みが出ます。

原因となっている筋肉の硬さを解消すれば腸脛靭帯炎の痛みは改善されます。

治療法は何があるの????

まずは筋肉を柔らかくすることです。
* マッサージ
* 電気治療
* ストレッチ
* 患部の安静
* アイシング
* 湿布
* サポーター
などを行います。

スポーツやる前のストレッチがとても重要になってきます。

日々の入浴も大事になります。
冬は湯船に浸かる人は多いかもしれません。
湯船に浸かることによって、筋肉が温まり入浴後のストレッチが効果的になります。

夏も暑いかもしれませんが、ランナー膝になる可能性は一年通してどのタイミングでなるかわかりません。

しっかりと春夏秋冬湯船に浸かってストレッチをする事でランナー膝になる可能性を大きく減らせます。

『ランナー膝(腸脛靭帯炎)』の症状を改善し、再発しない身体づくりのお手伝いをしていきます。

腸脛靭帯炎を早く治す方法はあるの?

オーバーユースのため安静やストレッチ、アイシング、消炎鎮痛剤などの保存療法が原則です。

ただ保存療法では、簡単に痛みが消失しないことも多いです。
  

治っても、また再発する可能性もあるので特に1〜2ヶ月で炎症は繰り返しやすくなるため注意が必要です。