突然くる肩の痛み!それ五十肩かも?

2021年04月16日

突然くる肩の痛み!それ五十肩かも?

こんにちは。三郷中央駅前整骨院の石川です。

 

気温もだんだん高くなり、桜もすっかり散ってしまい毎年毎年、桜今年も散るの早かったな〜ってかなり思うようになりました笑笑

さて、本日は肩の代表的な疾患である。
五十肩についてお話ししていきたいと思います。

 

五十肩ってそもそも何?

五十肩とは50代くらいに好発する肩の疼痛や可動域制限をメインとする肩関節の疾患をまとめたものを五十肩と呼びます。そのため五十肩には別名があり、(肩関節周囲炎)や(癒着性関節包炎)

 

 

五十肩の原因は?

肩の関節は骨や軟骨、靭帯や、腱などの組織によって構成されており、この組織が老化によって炎症を起こしてしまいます。
この疾患には
凍結進行期(急性期)
凍結期(慢性期)
解凍期(回復期)
の3つの時期を経て1年程度年月はかかってしまいますが、経過により治癒していくとされています。
それでは時期によって、どんな症状があるかそれぞれ説明していきたいと思います。

 

症状

 

〜凍結進行期(急性期)〜
この時期は何をしても痛みがあり、動かす際にも痛みが出てしまうため、制限されてしまいます。
また、動かしていない時も痛みが出てしまうため、夜寝ている時(夜間痛)も出現し、徐々に拘縮していきます。

 

〜凍結期(慢性期)〜
この時期になると、拘縮が完成する為、肩の方向は前後左右制限されることはあるが、痛みはむしろ軽減してくる時期となります。

 

〜解凍期(回復期)〜
慢性期が約半年ほど経過していくと、回復期に入ります。この時期になると拘縮が徐々に取れてくる為、可動域が元に戻ってきます。もとに戻ってくるまでに1年くらいはかかってきてしまうのも五十肩の代表的な特徴です。

 

 

 

対処法、ストレッチ

 

次に五十肩になってしまったらどうしたらいいのかをご説明していきます。
これも時期によって、変わってくるのですが 

〜急性期〜
とにかく安静にしてあげる。この時期は非常に痛みが強い為とにかく痛み止めなどを飲み、寝る時も脇にクッションを挟みながら寝るなどしてできるだけ衝撃を与えないようにしてあげるといいと言われています。

 

〜慢性期〜
この時期からやっと少しずつ動けるようになってきますので無理はしない様にコッドマン体操(振り子運動)をするのが1番いいと思います。

 

〜回復期〜
この時期に入るともう痛みも可動域も問題ない為胸のストレッチ、肩のストレッチを入れてあげるとしっかりと柔軟性も高まる為良いとされています。

 

 

突然くる肩の痛みはもしかしたら五十肩かもしれません。もし痛み出しても何もしないで放置するのではなく是非一度ご相談ください。