頚椎椎間板ヘルニア
2018年02月9日
こんにちは!大鷹です!
今回は頚椎椎間板ヘルニアについてお話します。
○頚椎椎間板ヘルニアとは?
頚椎と呼ばれる背骨の首の部分にある骨と
骨の間にある椎間板(クッションの役割)が破
れて頚髄(脊髄)を圧迫してしまう状態です。
○症状は?
首や肩、腕などに放散痛、シビレなどが出
たり力が入らなくなってくることがありま
す。
頭痛やめまい、耳鳴りなどもあり
ひどい場合には歩行障害も出たりします。
○原因は?
加齢によって起こることが多く、特に30~
50歳代に多いです。悪い姿勢での仕事やス
ポーツなどで起こります。
○治療方法は?
痛みが強い時はまずは首を安静にすることが大切です。当院では首の筋肉の柔軟性をつけて症状に合わせて矯正をし、さらに姿勢改善していきます。悪い姿勢では首に負担がかかりやすくなってしまうので根本的に姿勢から治していきます。
*もし治療を続けていて症状が改善されなかったり、筋力低下がみられ歩行障害や膀胱直腸障害がみられる場合は手術が必要になる場合があります。
○予防方法は?
・首に負担のかかる動きを控える。(仕事や
スポーツ、日常生活など)
・ストレッチなどでケアをする
・湿布などをして少し痛みを軽減させる。
・枕を変える
・冷やさない
○ストレッチのやり方は?
・肩回し
手を肩において肘で大きく円を書きます。首から肩につながる肩甲挙筋や僧帽筋を緩めます。
・手で頭を横に倒します。痛みが出る場合は無理はしないでください。30秒間やります。
・ストレッチポールなどで姿勢改善
姿勢を良くすることによって首への負担
を減らすことができます。
*首を後屈(後ろに倒す)のは注意が必要です。
手技やトレーニングを間違えてしまうと悪化してしまう可能性があります。
寝違えと思っていて時間が経っても痛みがとれない場合、鑑別が必要になります。
・頚椎椎間板ヘルニア
・リンパ性斜頸
・悪性腫瘍の頚椎転移
などがあります。
当院では姿勢改善の猫背矯正コースや
EMS(筋肉トレーニング)などがあります。
姿勢改善して筋力を鍛えてそのいい状態を保つことができます。いい状態を保つことで痛みが繰り返すことがなくなります。
頚椎ヘルニアにも症状に個人差があります。一人一人の症状に応じたアプローチから徐々に改善へ導き自覚症状の辛さをとっていきます。
首をかばうために猫背がひどくなったりストレートネックになりがちです。そこも状態が治まれば矯正もしていきます。
首や肩に痛み、違和感がある方是非一度当院にご相談ください。