足底筋膜炎とは?
2021年12月3日
こんにちは三郷中央整骨院の箕輪です。
最近は空気が乾燥しているので、こまめな換気や加湿器を使うなどして体調を崩さないように気をつけましょう。
さて、今回は足底筋膜(足底腱膜炎)についてお話していきたいと思います。
足底筋膜炎
足底筋膜炎(足底腱膜炎)とは、歩行やランニング・コンクリートやアスファルトでの運動・長時間の立ち姿勢やジャンプの着地などの足底(足の裏)に負担のかかる動きを繰り返すことによって足底筋膜に炎症が生じてかかとよりの足の裏に痛みが生じるもののことをいい、オーバーユース(使いすぎ)によって起こります。
症状
症状としては、朝起き上がった後床に足をつくと痛みがある・歩きはじめに激しい痛みがある・歩き始めてしまえば痛みが段々と軽減するなどがあります。
原因としては、前述の通り足底に負担のかかる動きの繰り返しによって足底筋膜に微小な損傷が起こり炎症が起こるのですが、負担のかかりやすい原因として足のアーチの乱れ(扁平足・甲高)や外反母趾・足関節周囲の骨の位置関係の不良・下腿筋や足部の筋の柔軟性や筋力の低下などが挙げられます。
メカニズム
メカニズムとしては歩行やランニングの接地時などに踵に圧迫力がかかり、蹴り出しの際に牽引力がかかり足底筋膜に負荷がかかります。圧迫力や牽引力か繰り返すことによって微小損傷や微細断裂が起きる事によって炎症が生じてしまいます。
足底筋膜炎になってしまったら、運動はなるべく中止しましょう。なんの対処もせずに運動(ジャンプや走ることの多いスポーツ)をしてしまうとどんどん痛みが強くなりいずれは歩行困難になってしまったり骨棘が踵骨隆起内側突起にできてしまいます。痛みの軽減にはアイシングを10〜15分行うことが有用です。また、テーピングやサポーター・インソールによるアーチ形成をしてあげることで負荷の軽減になるため可能な限り使用するようにしましょう。
当院では、超音波の他に原因となっている筋へのアプローチや足のアーチバランスを整える調整、テーピングなども行っております。また、再発防止のためのトレーニングなども行っております。
ご来院される場合はお電話でご予約をとって頂いたほうがスムーズにご案内できます。(混雑時はかなりおまたせしてしまう場合もございます。)
診療時間
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