脱臼について
2021年12月10日
こんにちは 三郷中央駅前整骨院です。
だいぶ冷えてきましたね。
朝晩とお昼の気温差が激しい分、体調を崩す人が増えてきています。
みなさんも体調管理や体温の管理大変だと思いますが風邪をひかないように、また免疫も下げないよう対応をしていきましょう。
新型コロナウイルスもまだまだ猛威を振るっているので気をつけましょう!
今回のブログは
「脱臼」についてです。
脱臼は関節が骨と骨の位置に異常のみにとらわれるのではなく損傷されている組織検索に重きをおくことが重要である。
損傷の重症度を表す判断として扱われ[捻挫]は軽傷で[脱臼]は重症と安易に理解されていることが多い。
脱臼には外傷性脱臼度、先天性脱臼、病的脱臼などの区別がある。
脱臼の発生頻度は部位によって異なるが、年齢や性別によっても差異がある。
外傷を受ける機会の多い青壮年男子や特にスポーツ選手、肉体労働者に多発しまた顎関節脱臼を除いて男性は女子の4〜5倍に及んでいる。
顎関節脱臼は女子のほうが多い。
小児と高齢者は比較的少ない。同じ外力が加わってもこの年齢層では骨折を起こすため。
脱臼は肩関節に多発する。肘関節、顎関節、肩鎖関節などが肩に続き多いと言われている。
*脱臼の頻度と機序による分類
反復性脱臼
外傷性脱臼に続発するもので、多くは初回治療の中止など固定期間の不足、脱臼阻止する骨突起の骨折、筋・腱付着部の裂離骨折などで繰り返すものである。
肩関節、顎関節などが多い。
習慣性脱臼
明らかな外傷の既往がない骨、軟骨の発育障害、関節の弛緩などの素因のある患者に軽微な外力や不随意的な筋力作用などによって続発する。
随意性脱臼
本人の自由意志で自家筋力によって脱臼を起こせる。また、原位置に戻すこともできる。
*脱臼の合併症
1、骨折
骨折を伴う脱臼を脱臼骨折という。
骨折を伴う脱臼は整復が困難で治療期間も長くなる。
骨折と脱臼が近接部位で同時に起きた場合は脱臼から元に戻して骨折を治療する。
血管や神経の損傷も脱臼骨折の場合見られるので確率は極めて低いが起こりうることもあるので注意が必要です。
2.脱臼による整復障害
○関節包による整復路の閉鎖(ボタン穴機構)
→多くは股関節脱臼に見られる。
○陳旧性脱臼
→整復障害
○筋などの人体および関節包の緊張
→関節の脱臼において強い筋緊張が整復障害の要因
○骨部の骨折による欠損
→上腕骨近位端骨折などがある。
3、脱臼の経過と予後
脱臼が整復され関節を固定すると出血は吸収され断裂した関節包は肉芽を形成し瘢痕治癒するとともに骨膜で被覆される。
一般的には新鮮や単純脱臼で的確な整復、固定、後療法をおこなえば比較的短期に全治し予後は良好となる。
もし、お困りのことがございましたらいつでも三郷中央駅前整骨院にご連絡下さい。
診療時間
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