子供のかかとの痛みそれセーバー病かも

2021年11月24日

こんにちは!三郷中央駅前整骨院の石川です。

今回は成長期の子供に多く見られる踵の痛み

踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)

についてお話ししていきたいと思います。

踵骨骨端症は成長期(10代の男子)に特に見られる為、成長痛と間違えられやすいのですが、スポーツなどを通じて起こる、オーバーユース(使いすぎ)が原因とされています!

起こりやすいスポーツとして

サッカー
バスケ
剣道
体操
バレエなど
ジャンプを多く使う競技や、床などの競技が、をやりすぎると踵骨骨端症が発生しやすいと言われています。

ちなみに骨端とは…………
 骨の両端の部分で成長期の子供は成長軟骨板と呼ばれ、骨化すると骨端となります。
原因

原因①

クッション性の悪い靴や硬い地面での運動
踵に強い衝撃がかかる事でも症状を引き起こします。クッション性の低いシューズや地面が硬いグラウンドでの運動は地面からの衝撃で踵への負担が大きくなり痛みを引き起こし、セーバー病を発症しやすくなってしまいます。
踵にクッションのある市販のインソールを靴の中にいれるだけでも痛みが解消するケースもあり、試してみるのも良いかもしれません。

 

 

原因②

アキレス腱と足底腱膜による引っ張られる緊張が強い場合。
踵の骨にはアキレス腱がくっついています。走ったり、ジャンプなどをすると下腿三頭筋が伸び縮みをします。下腿三頭筋からアキレス腱を伝って、踵骨をひっぱるストレスが生じます。

 

 

原因③

姿勢やフォームの未熟さによる踵への負担集中してしまう場合。
スポーツを休ませただけでは治らないケースもあります。これは、踵にストレスが集中するような身体の使い方や動作の習慣、身体の硬さ、筋力の少なさなど、身体的要素の問題があることが少なくありません。しかしその症状が続く場合でもしっかりとストレッチは必ず行うようにしてください。

 

 

原因④

成長期で骨が未熟
踵骨骨端症の発病が多い小学校高学年(10歳前後)は、ちょうど子どもの成長期に重なります。
成長期の子どもたちは骨の強度が弱い時期です。さらに、腱などの軟部組織は、骨と同じスピードでは成長できないため、成長期はアキレス腱の柔軟性が低下して、硬くなりやすい状態でもあります。

 

症状……

・踵に軽い腫れや熱を持ち、押圧すると痛みが出ます。
・踵の痛みのため、つま先歩きをすることがある
・運動中は痛みがないが、激しい運動の後に踵の痛みが生じる

などが挙げられ、上記のような症状が出た場合は整骨院や整形外科に行き、診断や判断を受けるようにしましょう。
テーピングや、正しいストレッチフォームなどをお伝えさせていただき、治療していきます。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かお困りの事ございましたらいつでも三郷中央駅前整骨院にご連絡下さい。

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