腰の痛み・腰椎ヘルニア

2020年12月21日

こんにちは 三郷中央駅前整骨院の高橋です。

 

新型コロナウイルスもまだまだ猛威を振るってますね。なかなか感染者が減らずに不要不急の外出を控えている人も多いのではないのでしょうか。

 

自宅にいる事が増えて、ずーっと座っていたり、テレワークをしている人も多いかと思います。

 

体を動かさないと、不調が増えていくので是非ストレッチや運動をしてみて下さい。

最近は体を動かさないので腰痛が増えています。それに伴い

今回のブログは腰のヘルニアです。

 

☆腰のヘルニアとは何??

腰に脊柱という背骨があります。背中の真ん中にある骨ですね。脊柱管内に突出した椎間板により、馬尾神経根(腰にある神経)が圧迫されます。

椎間板の突出により、坐骨神経痛を引き起こします。

椎間板の中には髄核というゲル状、ゼリー状のような組織が外に飛び出してしまった状態です。  

椎間板は背骨と背骨の間にクッション的な役割をしています。その為間にあるクッションが神経を圧迫して痛みが出てしまいます。

画像では、椎間板線維輪の髄核が本来あるべき所になく、中心部よりずれている(逸脱)している。

脊柱管内に突出している状態です。

 

☆どんな人がなるの?年齢層は?

日常生活の中で椎間板への負担が積み重なり発症します。

長時間の車の運転や中腰での作業、重い荷物を持つ。など様々な要因で腰に負担になり、ヘルニアになります。

腰に負担がかかりやすい生活を送っている人は腰椎のヘルニア(腰部の疾患)になりやすいと言えます。

特に男性の場合は職業がドライバー、金属・機械業就労者はデスクワーク、ホワイトカラーの人に比べて約3〜4倍腰椎ヘルニアになりやすいと言われてます。

喫煙、遺伝なども腰椎椎間板ヘルニアの発症に影響があると言われてます。

年齢層は活動が20〜40代が1番多く、次いで10代と50代の男性に多いく見られます。

 

☆背中のどの辺が痛むの??

腰椎は第1〜第5まであります。
その中の腰椎の[第4腰椎、第5腰椎の間]と[第5腰椎と仙骨の間]が1番多い発症部位です。

腰の下の方が痛む場合が特に多いです。

ヘルニアの診療ガイドラインというものがあります。

➊下肢痛も有します。主に片側、片側優位です。

➋安静時にも症状を有します。

➌SLRテストというテスト法で70°以下で陽性。

➍高齢者では絶対条件ではありません。

➎椎間板突出が見られる。。。

などと、自覚症状で見られるものから、病院で検査しなければわからないものもあります。

また、変性の進行した腰椎では椎間板突出以外の要因により、馬尾神経根の圧迫が発生し坐骨神経痛を引き起こす病態もあります。
(腰部脊柱管狭窄症)

 

☆治療法

 

痛みが強い時は”安静”が1番です。コルセットなどをつけて、痛みを軽減していきます。

治療法は保存も観血療法があります。基本的に保存療法から治療していきます。

理学療法、薬物治療、などと保存的治療も様々です。生活リズムなど自分にあった治療法を見つけていきましょう!

 

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