緊張性頭痛
2024年02月7日
こんにちは
三郷中央駅前整骨院の箕輪です。
先日の雪では、降雪と雷が同時に起こる雷雪というノルウェーとアメリカの一部でみられる珍しい現象が起こり、都心部でも7センチの積雪を観測しましたが、まだ裏路地などでは雪が残っているところもあると思うので路面の凍結には注意して、怪我をしないようにしましょう。
さて、今回は緊張型(緊張性)頭痛について説明していきたいと思います。
緊張型頭痛とは、原因は未だ解明されていませんが、ストレスや頚肩の筋緊張、眼精疲労、不良姿勢などが痛みと関連性が高いとされています。
緊張型頭痛では、前頭部から頭全体にむけてベルトで締め付けるような感じの痛みが広がります。また、緊張型頭痛では痛みの程度が、軽度から中等度のものが多いとされています。
痛み以外にふわふわしためまいを感じる場合もあります。ただし、緊張型頭痛で吐き気や身体活動・音・光などで症状が悪化することはありません。
頭痛の種類
緊張型頭痛は、反復性と慢性の二種類があり、
反復性は、頭痛の起こる頻度が月に15回未満で、痛みの間隔は30分から数日と言われています。
慢性では、頭痛の起こる頻度が月に15日以上で、痛みの回数が多ければ多いほど痛みは強くなるといわれています。
緊張性頭痛のほかに、片頭痛や偶発性頭痛があります。
片頭痛とは、中等度~重度の頭痛で中枢神経や三叉神経、血管系の関与によって起こる頭痛とされています。片頭痛には、吐き気や嗅覚過敏、聴覚過敏などの症状が伴います。
偶発性頭痛とは、20~40歳の男性に多く発症する頭痛です。毎日同じ時刻に起こることが多く、発作によって目を覚ましたり、目の充血、涙、鼻水などの症状が伴います。
先ほど緊張型頭痛は吐き気を伴わないと記述しましたが、過度の筋緊張(首こりや肩こり)によって吐き気が出る場合もあります。
緊張型頭痛では筋緊張や姿勢不良が原因での発症もあるので、筋緊張による吐き気と複合した症状には注意が必要です。
長く続く頭痛は重篤な疾患の可能性もあるので、なかなか改善しない長期の頭痛がある場合は医療機関を受診して医師の診断を仰ぐようにしましょう。
治療法
市販薬(アセトアミノフェン、ロキソニン、イブプロフェンなど)やカフェインの接種や筋緊張の緩和、水分を多く摂るなどが挙げられます。
また、予防薬としてはトリプタノールも有用とされています。
当院では、筋緊張の緩和として頚肩部の筋肉に対する施術や姿勢矯正による不良姿勢の改善、眼精疲労解消コースによる筋・神経・血管に対するアプローチなどを行っております。
頭痛薬を飲んでもなかなか改善しない頭痛にお困りの際には、お気軽にご相談ください。