指の靭帯損傷

2018年02月21日

こんにちは!三郷中央駅前整骨院のいつも明るい大鷹です☆

今回、スポーツなどしている人(ボールを使う競技)に多い指のケガについてお話させていただきます(^^♪

指側副靭帯損傷

(第1指MP関節側副靭帯、第1指以外のPIP関節側副靭帯損傷)

第1指(おや指)MP関節側副靭帯損傷(スキーヤー母指、ゲームキーパー母指)

 

 

[第1指MP関節側副靭帯損傷]

■発生機序

母指MP関節の橈屈(外転)の強制による。スキーの転倒時、ストックの紐が引っかかり受傷することが多い。尺側側副靭帯の損傷が多い。

※母指に尺側より外力が働き、MP関節の橈屈(外転)が強制されると、尺側側副靭帯が断裂するかその付着部の剥離骨折が発生する。側副靭帯の断裂部位は遠位付着部(基節骨)のことが多い。

 

■症状

損傷部位の運動痛、腫脹、橈側方向への動揺性(母指外反不安定性)

完全断裂では腫脹、皮下出血著明。

※ステナー損傷:断裂した尺側側副靭帯の断端が近位側へ反転し、内転筋筋膜に引っかかった状態。放置すると、母指MP関節の不安定性を生じ、ペンやハシの使用、ドアノブを回すなど母指を使用してのつまみ動作が痛みと把握力の低下のために不能となる。

■治療

保存療法:当院での治療により改善可能!

観血療法:完全断裂、ステナー損傷、剥離骨折を伴うもの。

■予後

経過を見て、関節可動域訓練。筋力強化訓練(屈曲・伸展・把握力の強化)

スポーツ復帰は2ヶ月後以降からといわれている。

 

[第1指以外のPIP関節側副靭帯損傷]

■発生機序

コンタクトスポーツでPIP関節が伸展位で内転または外転が強制され発生する。特に第5指では、尺側(外転)強制されることにより発生するものが多い。

■症状

損傷部位の運動痛、腫脹、動揺性

側副靭帯の完全断裂に掌側版の断裂が合併すれば、動揺性はさらに増大

 

こういった指の靭帯損傷も当院でしっかりと治療をすれば拘縮といって指の動きが固まることも少なくなり、早期回復へと導きます。筋力トレーニングや可動域訓練なども徹底して経過を見るので、もしもこういった指のケガをした際には、当院へご相談ください☆

当院はスポーツをしている人を応援しています。理想としてはスポーツをしながら経過を見て症状を軽減していこうと思っています。スポーツしていて部活も休めないなどもご相談ください。

 

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