寝違えについて

2019年09月13日

こんにちは!高橋です。

9月になり少しずつ暑さが和らいできましたね。
このまま涼しい感じが続いたら嬉しいですね!

台風も今年はすごいので充分に注意が必要です。寒暖差が現れやすくなりますので体に気をつけてお過ごしください。
 

今回のブログは寝違えです

寝違えとは??
寝違えは捻挫の1つです。
ヘルニアとは違います。
急性疼痛に頚椎や肩甲骨の運動性が制限された状態です。
特に睡眠中の寝返りや朝の起床時など無理な体勢になった時に寝違えが起きてしまいます。
又、長時間不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、疲労した時など不自然に首を捻った時に一過性の筋痛として出るときもあります。
寝違えの症状ってどんな感じ??
 
頚椎の運動制限はあらゆる方向に見られます。特に捻った時(捻転)、側屈が制限されることが多いです。
疼痛は僧帽筋、菱形筋、胸鎖乳突筋、肩甲上神経などにみられます。
押して痛い時(圧痛部)に小指頭大のしこりを触れることもあります。
又、頸部から両側肩甲間部にまで疼痛が放散する事も少なくないです。
 
「頸椎や骨盤のゆがみ」が原因で、左右や前後の筋バランスが崩れている状態が続いていると「寝違え」をおこす可能性もあります。
 
◎寝違えの原因とは???
 
睡眠中に長時間に、わたって無理な姿勢をとる事で首や肩の筋肉が圧迫されて筋肉の一部の血流が低下することで首に負担がかかります。

他にも、合ってない枕を使いすぎる事で首の骨に負担がかかり椎間関節など靭帯などに炎症が起きます。
体が冷えている事により、寝違えを、起こしやすい環境になりますので常に体を冷やさない事をお勧めします。

特に、冬場になると外気の気温も低くなり寝違えになりやすいので注意が必要です。
寝違えになったらどうしたらいい?
「寝違え」を解消しないままでいると。
各部に血流を充分に行き渡らせる事ができません。そのため身体の各部は充分な酸素と栄養などを得られず様々な不調が現れます。
寝違えを放置すると本来の体調に戻るまでに時間がかかってしまいます。
三郷市では三郷中央駅前整骨院で寝違えの症状が現れたら重くなる前に早めにご来院いただくようおすすめしております。

◎寝違えの治療法どんな事するの?
痛いところを冷やしたり、逆に温熱を加え手技療法、理学療法を行います。

また、牽引療法や軽い頸部・肩甲帯の運動も有効なことが多いです。
筋肉疲労や冷えによる血流不足からくる軽度の「寝違え」であればストレッチやお風呂に浸かるなどで血流を良くして改善できます。
 
軟部組織や靭帯損傷などに炎症、熱感がある場合の「寝違え」であればストレッチなどによって症状が悪化する場合があるため、患部の安静、無理な運動は控えて安静にした方が良いでしょう。
寝違えはどれくらいで治る???
比較的、予後は良好です。
数日から数週間で全快する時もあり、ときには数ヵ月も疼痛状態が続く事もあります。

また症状が改善されない場合など、手足のしびれや感覚障害などの症状を伴う場合は早めに接骨院や医療機関を受診して、治療をするほうが早期に回復することができるでしょう。

早めに治すには、痛みが出る方向に首をひねったり伸ばしたり負荷をかけない事。
なるべく安静にして痛みを早く引き、いつも通りの生活に戻しましょう!!!