初期処置

2021年08月16日

こんにちは。三郷中央駅前整骨院です。

ここ最近なかなか晴れる日がないですよね。そんな日も続くと気分もどんよりしますね…

日に日に暑くなってきているので、熱中症には気をつけてください!!新型コロナウイルスも急増してます。不要不急の外出は控えてホームステイを楽しみましょう。

また、免疫を上げてコロナ感染しないように対策しましょう!
食物からエネルギーをもらって免疫を高めましょう!

 

今回のブログは
初期処置」についてです。

1,捻挫(靭帯損傷)の初期処置

 

各関節にさまざまな靭帯があります。怪我の損傷度もさまざまです。

各関節によって、靭帯の役割はバラバで関節に応じた処置を行わなければならない。

⓵RICEを原則とする!

⓶各関節の特徴である可動域や不安定性を確認。(臨床症状)
損傷程度を確認した上で固定の必要性、材料を決定する。

⓷一定期間、損傷の治療と損傷範囲拡大防止のために固定する。

 

関節に、負担のかかる動作などはは使用を制限するか使用を禁止する。

⓸治療を受ける側にただの捻挫として、軽視させるのではなく靭帯損傷を中心として組織損傷として認識させることが重要。

骨折や脱臼よりも予後に問題を残す事を理解される。

 

2,筋損傷の初期処置

捻挫(靭帯損傷)初期処置の要点の⓵〜⓷に準ずる。

 

初期処置の要点↓↓

治療を受ける側にただの肉離れあるいは打撲として軽視させるのではなく筋損傷として認識させる。

骨折や脱臼によって予後に問題を残すことを理解させてあげることが大事である。

筋損傷には、腫脹と筋機能回復の経過を中心とした損傷部の観察が重要である。

損傷48〜72時間にはチェックが必要。

チェック内容は
1.腫脹の状態はどうか。
2.出血の状態はどうか。
3.筋機能回復の状態はどうか。

スポーツ活動、就労現場で多い損傷でありながら誤って治療される事が多い。

注意が必要なのはコンパートメント症候群である。突然の激痛と機能障害が出現するものもある。

 

3、腱損傷の初期処置

 

捻挫(靭帯損傷)初期処置の⓵〜⓷に準ずる。

炎症症状が消退していれば損傷程度を考慮し後療法を選択。

ほとんどの場合治療を受ける側も損傷として認識し症状の原因を見つける。

腱損傷と判断したら、わかりやすく治療に協力を得る。

 

4、四肢血管損傷の初期処置

骨折、脱臼、捻挫、打撲などに合併する場合が多い。

血管(動脈、静脈)の循環障害はその後の患肢又は患指の阻血性拘縮を残す。

1、RICEを原則とする。

2、局所循環障害の臨床症状に万全の注意をはらう。

3、一定期間の患肢の固定や使用制限、禁止などを行う。

 

5、皮膚損傷の初期処置

 

初期処置
1)擦過傷(擦り傷)

生理食塩水又は流水で洗浄し、異物がある場合は流水をあてながらガーゼやスポンジなどで軽く皮膚表面を撫でるように除去する。

 

2)切創

創口をみだりに処置をしてはいけません。
応急処置としてはまず出血していれば止血し創口の周囲が土などで汚れていれば生理食塩水や流水で洗浄する。

 

3)刺傷

創口が小さくても深部に達し化膿する危険性が高くときにはガス壊疽や破傷風になる危険性がある為注意が必要です。

 

何かお困りの事ございましたらいつでも三郷中央駅前整骨院にご連絡下さい。

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