顎関節症
2019年05月11日
こんにちは!三郷市、三郷中央駅前整骨院の大鷹です。
暖かくなり外でのBBQなどいい季節になりましたね。食べたり、飲んだりすることが増えてきました。
今回は咀嚼に関係する顎関節症をお伝えします。
顎関節症は口が開きにくくなったり、関節の雑音がしたり、痛みや動かしにくいなどがあり、
靭帯や咀嚼筋、関節円板、変形性関節症などが含まれることがあります。
顎関節症Ⅰ型(咀嚼筋障害)
咀嚼筋と言われる顎の関節運動を行う筋肉に痛
みがある場合。下顎が偏位したり、歯ぎしりなど
の原因にもなります。
咀嚼筋は①側頭筋 ②咬筋 ③外側翼突筋 ④内側翼突筋があります。
原因としては筋スパズム、ストレス、咀嚼筋間の調和の乱れなどがあります。
圧痛はなく、痛みの部位はわかります。
顎関節症Ⅱ型(関節包、靭帯障害)
顎を強くぶつけたり、いきなり大きく口を開け
たり、硬いものを無理に噛むことが原因になるこ
とが多い。Ⅱ型は圧痛、咬合、咀嚼時、などに痛
みが出る。
開口障害はあるが強制的な開口は可能なのでⅢ型との鑑別点となる。
顎関節症Ⅲ型(顎関節内障)
ほどんどがこのⅢ型で、関節円板の前内方転位
などが見られます。
相反性クリック Ⅲa型
開閉口時、下顎頭が円板の後方に関節雑音が生
じましす。
クローズドロック Ⅲb型
相反性クリックの前方転位が進行したもの
開口障害がある
顎関節症Ⅳ型(変形性関節症)
軟骨破壊、骨増殖、下顎頭の変形、円板穿孔などが進行したものがほとんどです。
II型、Ⅲ型の合併や相互に移行を繰り返すものがあります。
原因は顎関節への外傷性因子、低位咬合などがあります。
症状としては、顎関節雑音、開口障害が増強する色々な症状があり一定ではありません。
変形性関節症の場合、観血療法になることがあります。
顎関節症Ⅴ型(精神的因子によるもの)
症状は顎関節部の違和感で、心理面から治療が必要で、抗不安薬の投与で症状が改善される。
顎関節症になると会話や食事もしにくくなります。ふとなってしまうことが多いのでなってしまったらすぐに相談することが大切です。
顎関節症の治療もございます。
違和感や痛みがある時はご相談ください!