靱帯損傷・捻挫
2019年01月21日
こんにちは三郷市、三郷中央駅前整骨院の高橋です!
年が明けて2週間以上が経って皆さんいつも通りの生活に戻ったのではないでしょうか??
今年は年末年始は長かったので生活リズムが崩れて朝起きれなかったり!
暴飲暴食など!!!
なかなかリズムを戻すのは難しいですよね笑
今はインフルエンザが流行っているのでなるべくかからないように手洗いうがいは気をつけてやりましょう。
今回のブログ内容は
「靭帯と関節包の損傷」
靭帯とは骨と骨を繋ぐ紐のようなものを言います。その紐が切れてしまうと、痛みとして捻挫という形になります。
靭帯組織に限局した損傷。
関節包と分離して考えることは困難が、多い。
関節部の損傷としてはもっとも発生頻度が、高い。
各関節での特徴もある。
1.損傷の程度による分類
第1度
靭帯線維の微小損傷であり、疼痛、腫脹(出血)も少なく、圧痛、機能障害も軽い。不安定性は認められない。
第2度
靭帯の部分断裂であり、不安定性が軽度~中度に見られ、機能障害も認められる。
第3度
靭帯の完全断裂。関節の不安定性が著明で見られ、機能障害も高度である。
関節形態や外力の種類によるが、靭帯の完全断裂が発生すればおのずと脱臼にいたることもある。
症状
新鮮な靭帯損傷では、疼痛、腫脹、皮下出血斑、限局性圧痛、関節血腫などがみられる。
疼痛が激しい場合は関節の機能障害を伴う。
怪我をして間もない場合は筋弛緩が十分に得られにくい。
徒手検査による、関節不安定性を正しく把握する事は困難な事もある。
急性期の症状が軽快すると関節の運動制限も回復し筋弛緩が十分に得られる。靭帯の損傷に応じた不安定性が明らかになる。
急性期に不安定性を把握するには、疼痛を軽減させ筋弛緩を得られる肢位、体位の選択。
手技が重要になってくる。
靭帯の五大徴候は
- 発赤
- 熱感
- 腫脹
- 疼痛
- 機能障害の5つである。
合併症
関節周囲の筋、腱損傷、神経、脈管の損傷有無もチェックが必要。
経過と予後
第1度の損傷であれば、的確な施術を行うことで治癒するものがほとんどです。
しかし、、、第2度以上の損傷に対し的確な施術を行った場合にもあるいはこれらの損傷を軽視すれば長く症状は残存する。
第3度の損傷であれば観血療法が行われることが多い。
怪我をした時の、正しい判断と適切な治療が必要である。
初期治療
軟部組織損傷(腱、筋、靭帯など)
損傷断端を密着した状態におくことが重要になります。
基本的にはRICEが大事です。
R=Rest(安静)
RICEの中でも一番重要な処置は安静です!!!
I=Icing(冷却)
細胞の代謝を下げる!
C=Compression(圧迫)
患部周囲の圧迫
E=Elevation(挙上)
心臓より上に上げる
痛みを和らげ、出血・浮腫による腫れを抑え患部の安静を保つ。
靭帯損傷、筋損傷、腱損傷、神経損傷、四肢血管損傷で初期処置が異なる。
当院では外傷がとても多いです。スポーツでのケガ、交通事故でのケガなどお身体にお困りの際は当院にお任せください☆