足の痛みについて
2019年02月22日
こんにちは!三郷中央駅前整骨院の大鷹です。2月も後半に入り、花粉の季節が近づいてきました。皆さん花粉の対策はできていますか?
今回は足の外傷をお伝えします
・足根管症候群
・モートン病
・外反母趾
○足根管症候群
脛骨内果後方と屈筋支帯で形成される足根
管で発生する絞扼神経障害。
足根管には、後脛骨筋・長指屈筋・長母指
屈筋・脛骨神経・後脛骨動静脈が走行し
ます。
原因は 外傷(骨折、仮骨、腫脹、浮腫)
ガングリオン
足根管癒合症(距骨と踵骨がくっつく)
過度回内足
などがあげられます。
症状は 足底部や足趾底に放散痛
歩行や立位時によって疼痛は増強
足底部の感覚異常
夜間就寝時や明け方に痛みで目が覚める
足根管部における叩打痛がみられます。
チネル徴候
治療は基本的に保存療法です。
*屈筋支帯節離などの観血療法を行うこ
ともあります
○モートン病
足底趾神経が中骨頭間において肥厚し、絞
扼され発生する。
第3.4中足骨頭間において足底神経が絞扼
されることが多い。
中年以降の女性に多く見られる。
症状は
中足骨頭間の疼痛、圧痛
チネル徴候
幅の狭い靴を履くと疼痛出現
⇒裸足になると疼痛消失
就労中足底、足趾底部の放散する灼熱痛
末梢部感覚障害
長時間の立位、歩行で痛みが強くなる
○外反母趾
第1指がMP関節で外反する足指の変形
女性に多く見られます
つま先の細い靴や内側縦アーチの低下(扁平
足)は外反母趾の要因となります。
症状は
第1指MP関節部に疼痛および外反変形が見
られ、中足骨頭の内側突出に伴う滑液包の
炎症とバニオンが生じる。
第1指が第2指の底側に入り込み、第2指、3
指の底側に胼胝変形することあります。
治療方法は保存療法と手術があります。
保存療法では外反母趾を矯正するための装具や足のアーチ構造を守るための足底板などを用いられます。靴の指導も大切になってきます。
*変形が強いと手術の可能性もあります。
変形があると日常生活でも痛みや違和感を感じます。足のアーチや靴が予防として大切になってきます。
足底筋膜を緩めたり、トレーニングすることが大切です。
足底筋膜はグリットローラーや青竹踏みで緩められ足のアーチを作ることができます。
朝方や就労中、睡眠時などによって症状名も変わってきます。痛みがある部位といつ痛いのかによって判断ができるのでもし気になることがございましたらご相談ください。