眼精疲労について
2024年12月23日
こんにちは、三郷中央駅前整骨院の鈴木です。
2024年も残りわずかとなりました。最近はインフルエンザが流行していますので年末年始にゆっくりできるよう体調を崩さないように気をつけていきましょう。
今回はお悩みの多い眼精疲労についてお話ししようと思います。
眼精疲労とは
日本眼科学会によると、眼精疲労の定義とは視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血などの眼の症状や頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態のことを言います。
眼精疲労の症状
・眼が疲れやすくなった
・夕方になると見にくくなることが増えた
・メガネをかけても見にくくなることが増えた
・まぶしく感じやすくなった
・はっきり見えず瞬きすることが増えた
・真っ直ぐの前が波打って見えた
・眼がピクピクする
・頭痛が出やすくなった
・吐き気がある
眼精疲労の原因
①眼の病気
ドライアイ、近視、乱視、斜視、白内障、緑内障など。
②環境や習慣
パソコンやスマホの長時間使用による筋肉の緊張、明るすぎや暗すぎる環境での作業、姿勢の悪さなど。
③ストレス
睡眠不足、不安、人間関係や疲労感など。
眼のピントを合わせる筋肉
眼の中に存在する毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉が緩んだり、縮んだりすることで水晶体の暑さを変化させピントを合わせています。眼精疲労はこの調節する毛様体筋の緊張が原因となることが多いとされています。
近くを見るときは、毛様体筋は緊張します。
遠くを見るときは、毛様体筋は弛緩します。
同じ状態が続くと固定され眼に大きな負担がかかり眼精疲労へと繋がります。
眼精疲労の治療
眼周辺や頭、首、肩などのツボを刺激し筋肉をリラックスさせる。パソコンやスマホの画面を見る時間を減らし、休ませる。姿勢を意識することや身体のストレッチを習慣づける。
眼科などで点眼薬、内服薬を使用するなどがあります。
合わないメガネやコンタクトも疲労に繋がるので視力に合わせ正しく使用することも大切です。
眼精疲労に効くツボ
・眼の周辺
太陽(眉尻から目尻を結んだ中央、やや後方)
魚腰(黒目の真上、眉毛の真ん中の窪み)
晴明(眼と鼻の間にある窪み)
攅竹(眉頭少し下の窪み)
・首や肩
天柱(首の中央にある窪み、やや外側)
風池(耳の後ろの骨から少し中央によった所にある窪み)などがあります。
これらのツボを刺激することで眼精疲労の回復がみられます。
当院では、目や頭の周りのツボを刺激し眼精疲労を緩和させる眼精疲労解消コースや姿勢を正して眼精疲労を溜めづらくする猫背矯正コースなどの施術を行っておりますので、長年の眼精疲労でお困りの際はご相談ください。
年末年始の診療は
年末 12月29日㈰9:00~17:00
年始 1月4日㈯9:00~17:00
となります。