有痛性痙攣
2023年12月28日
こんにちは
三郷中央駅前整骨院の箕輪です。
今年もいよいよ数日となりましたね。
先週からやっと冬らしい気温になってきたので、年内最後に体調を崩さないようにしっかりと体調管理をして過ごしましょう。
さて今回は有痛性痙攣について説明していきたいと思います。
有痛性痙攣とは、足や手などがつってしまう状態のことをいいます。
健康な人でも 20 から 70%の割合で有痛性痙攣を起こしており、特に下腿筋(ふくらはぎ)が多く、年齢が上がるにつれて起こりやすくなると言われています。
また、妊娠後期では約半数の方が足をつる経験をしたことがあるとされています。
主な原因として、
①水分やミネラルの不足
②疲労物質の蓄積
③血行不良
④神経の異常興奮
⑤腎・肝疾患、糖尿病罹患
⑥薬剤 などが挙げられます。
基本的には、運動に伴う良性突発性筋痙攣や電解質バランス異常・血行不良による良性突発性筋痙攣が多いとされていますが、何度も繰り返す場合は原因疾患に罹患している場合があるので注意が必要であり、その他鑑別症状として、ジストニ(症状の継続時間が長く、再発を繰り返しやすい、顔面も含め全身の筋に起こる)やテタニー(低カルシウム血症によって起こり、症状の継続時間が長く手足や口の周りに痺れをきたす場合もある)などが起こる場合もあるので注意が必要です。
治療方法として
良性筋痙攣の場合は患部筋に対してのストレッチが有用であり、その他合併症が疑われる場合は精密検査をして原因疾患の確定診断を受ける必要があります。
また、薬の大半は臨床効果が実証されていないものや重篤な副作用が出るものなので服用はおすすめしません。
予防方法として
①食後すぐに運動しない
②運動前または就寝前に愛護的(痛みを伴わない)ストレッチを行う
③運動後は十分に水分(特にカリウムを含む飲料水)を補給する
④入浴などをして身体を温める
⑤刺激物を摂取しない などが挙げられます。
当院では、筋痙攣後の違和感の解消やストレッチなどの手技療法による筋の柔軟性の向上と血流促進による再発予防、酵素ドリンクによる血液の質改善、テーピングによる症状の緩和および再発予防を行っておりますので、筋痙攣を繰り返す場合や発症後数日間痛みや違和感が抜けない場合はお気軽にご相談ください。
年内は12月29日までの営業で、年始は1月4日からの営業となります。(営業時間は通常通り)
休診期間中は大変申し訳ないのですが電話がつながらなくなるため、公式LINEからご連絡いただくようによろしくお願いいたします。
本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。