成長痛・オスグット

2020年07月18日

こんにちは。三郷中央駅前整骨院の石川です。

ここ最近毎日の雨や、新型コロナウイルスの感染拡大で、毎日不安になりますね。

ですが当院は消毒、換気は徹底しておりますので、安心して御来院下さい。

 

今回は成長期に多いスポーツ損傷として、オスグッド病についてお話ししていきたいと思います。

オスグッド病とは、正式名称は、オスグッド・シュラッター病。膝のお皿の下の骨(脛骨粗面)が出っぱってきてしまい、腫れと痛みが生じる、成長期に多く見られる代表的なスポーツ損傷です。

ではなぜ骨が出っ張ってくるのか。

オスグッドは、筋肉が発達し、運動量が増える小学校高学年から中学生にかけての成長期に多く見られるオーバーユース障害(膝などの使いすぎによる疾患)のひとつで、膝を曲げると痛みを感じるようになり、ひどい場合には歩くことさえ困難になってしまいます。

では、なぜ痛みが生じるのかというと、膝を伸ばす動作は、太ももの前面にある筋肉(大腿四頭筋)が収縮し、膝のお皿の下の骨(脛骨粗面)を引っ張ることで起こります。しかし、成長期の子どもは、まだこの脛骨粗面の軟骨部分が多く、弱いため、筋肉が繰り返し骨を引っ張ることによって軟骨の一部が剥がれて、腫れや炎症を起こしてしまう事にあります。

 

オスグッド病かも?
以下の症状が出てきた場合はオスグッド病かもしれません。

*走ると膝が痛い。
*膝下にボコっとした出っ張りができた。
*正座が辛い。
*屈伸すると膝に痛みが出てくる。

などの症状が出てきます。以下のような症状が出てきた場合、その可能性がありますので次に述べる治療法などを行ってみてください。

オスグッド病の治療。

まずは安静、休息です。上記でも記載した通りオーバーユース(使いすぎ)によって痛みが生じてきてしまうので、患部を動かさないために安静にすると良いとされています。
次に冷却(アイシング)です。これは痛みが出始めてきた急性期や、運動後に非常に大事になってきます。それは痛みを生じる疼痛物質をアイシングをする事により抑えられるからです。

オスグッド病の予防法

ではオスグッド病にならないためにはどうしたら良いのでしょう?それはストレッチです。特に重要になる筋肉が大腿四頭筋なので、その筋肉をしっかり運動後やお風呂あがりにすると良いとされています。しかしほとんどの子供は痛みが出る前にストレッチをしない傾向にあるため親が子供に行う”パーソナルストレッチ”をオススメします!

 

当院ではオスグッドに特化した治療も行っておりますのでお気軽にご相談下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。