足関節捻挫

2020年07月23日

こんにちは!三郷中央駅前整骨院中田です。

 

最近気温が上がりクーラーをつけ始めた方が多いのではないでしょうか

暑さに負けずに頑張りましょう!

 

 

今回は学生に多い足の捻挫について書きたいと思います。

足の捻挫とは

足首の関節を支えてる靭帯や関節包が損傷することを言います。

足関節捻挫はスポーツ活動中や日常生活中の歩行時に足関節を内側または外側に捻る事で起こります。

足関節捻挫は内側に捻ることがほとんどで外くるぶし先端前方に位置する前距腓靭帯に損傷が起こることが多く、くるぶし周辺が腫れている場合や、押すと痛い場合には剥離骨折に加え、捻挫の場合も考えられます。

足関節捻挫には損傷具合によって3つに分類されます。

分類

 

Ⅰ度損傷 靭帯の1部が引き伸ばされる。

Ⅱ度損傷 靭帯の1部が切れてしまう。

Ⅲ度損傷 靭帯が断裂してしまう。

 

の3つに分類されます

足関節捻挫の診断

足を捻ったと訴えがあり外くるぶしの前や下に圧痛(押すと痛む)があり腫れがあれば足関節捻挫の可能性はあります。

足関節捻挫をしてしまった後、慢性的に足関節の不安定症による捻挫の再発を少しでも減らすためには、第一にしっかりとしたリハビリテーションやトレーニングを行うことが重要になります。

足関節捻挫のリハビリテーション、トレーニングは足首周りの筋肉を鍛えることが重要ですが特に足を外側に動かす筋肉(足首の外側にある筋肉)を鍛えて機能を向上させる必要があります。

 

筋力を鍛えるだけでなく、足首の周りの感覚を向上させる必要があります。

感覚を向上させるには 片足で行うバランス系のトレーニングを取り入れて、足首の反射や足部の感覚を高める運動も行う必要があります。

 

捻挫の予防には運動中重心のコントロール能力を高めることも重要です。

 

体幹の位置や安定性を動きの中で適切にコントロールできるようにするためにコアトレーニングを行うことも有用だと考えられます。

 

スポーツを行う前の準備運動の際足首周りの筋肉の反応や感覚を向上させる運動を取り入れることも再受傷を減らすために重要です。

足首周りの筋肉を動かすことにより足首周りの感覚受容器の感度を高める事ができます。

足首のトレーニングでおうちで簡単にできるのはチューブトレーニングです。

チューブを足の先に引っ掛けて足を外側や内側に引っ張るような運動は捻挫予防に効果的なトレーニングです。

捻挫経験のある方は是非やってみてください。

また、当院では学生や運動している方へのトレーニング指導もやっていますので興味がある方はご気軽にお電話ください。