大腿部(もも)の打撲
2018年04月19日
こんにちは!大鷹です。
4月ももう中旬になりましたね。暖かくなったり、寒くなったりで着る洋服に困りますね。そろそろスポーツを始めたり、GWのお出かけの準備などが始まると思います。
そこで今日はスポーツや交通外傷などで起こりやすい大腿部打撲についてお話しします。
大腿部打撲
打撲は皆さん聞いたことはあると思います。大腿部を強打して、筋肉が損傷してしまうものです。
○どういう時になりやすい?
・コンタクトスポーツ(サッカーやラグビー)
などのスポーツで相手の選手の膝や肘、
ヘルメットやキックなどによって大腿部
(ももの前面)に打撲を受けて発生します。
・交通事故でもなりやすく、キューブレー
キで大腿部前面をハンドルやまえのたなに
ぶつけたりしておこることもあります。
○症状は?
・受傷後は鈍痛と運動制限があります。
・経過とともに腫脹、圧痛、膝関節の屈曲
制限と症状の悪化
・腫脹が強いと出血などにより筋内圧が上
昇し、皮膚の緊張が強まり光沢になるこ
とがある。内圧が上がると⇒[急性コンパ
ートメント症候群]を、合併することがあ
ります。
・慢性化で骨化性筋炎や筋組織の拘縮により
膝関節の屈曲制限が残ってしまいます。
○分類
・軽度: 痛み、腫脹は軽く、膝関節90°以上
屈曲が可能なもの
・中等度: 痛み、腫脹はやや強く、膝関節
90°まで屈曲できないもの
・重度: 血腫形成、膝関節45°まで屈曲でき
ないもの
○治療方法は?
・筋挫傷の場合は保存療法(手術しない)が
主体です
・急性期には出血を最小限にとどめる、で
きるだけ伸展させる肢位で固定で冷却・
圧迫します。
もしスポーツへ復帰するには条件があります。
・疼痛や運動制限がない
・筋力や柔軟性が十分に回復している
・フィットネスの改善が十分に得られている
RICE処置を痛みと大腿周径が安定するまで行います。
当院では応急処置と筋肉の柔軟性をキープするためにケアと超音波で修復を早めていきます。
GWやお休みでお出かけの機会が増えてくるので交通事故など気をつけて安全運転でお願いします。
また、スポーツ活動を始める方やスポーツしている方楽しく続けられるように怪我には気をつけてください。
急になってしまいどうしたら良いかわからない場合は三郷中央駅前整骨院にご相談ください!