交通事故 part2

2024年08月13日

こんにちは

三郷中央駅前整骨院の箕輪です。

本格的に暑くなっており、先週1週間での熱中症による緊急搬送者数が1万人を超えました。冷房の使用や水分補給、睡眠、食事をしっかりと取り熱中症にならないように注意して生活していきましょう。

 

前回のブログでは事故に遭ってしまった際の対応手順について説明させていただきましたが、今回は実際に交通事故ではどのような症状が出るのかなどについて説明していきたいと思います。

交通事故では身体に大きな衝撃が加わり様々な部分の損傷をきたす可能性があり、すぐに命にかかわるものとしては、脾臓や肝臓の損傷や骨盤骨骨折などに伴う出血性のショックや肋骨骨折に伴う肺損傷、下腿コンパートメント症候群、クラッシュ症候群、頭部損傷などがあり、これらの疾患では直ぐに医療機関に搬送し適切な治療を受ける必要があります。頭痛 男性 イラスト

また、その他の疾患としては骨折(鎖骨・肋骨・大腿骨・脛骨など)や上肢や下肢腰の打撲むち打ち(バレ・リュー症候群)などがあります。

この中で打撲やむち打ちは軽い事故にもよく見られ、むち打ちに関しては痛み以外の症状がみられる場合も多くあります。

むち打ちとは、事故などによって頚部が振られることによって起こる頚部外傷の総称のこと言います。この中には、外傷性頚部症候群(頚椎捻挫・頚部挫傷)・神経根症(頚椎椎間板ヘルニア・頚椎症性神経根症)・脊髄損傷などがありむち打ち自体が傷病名ではないので保険会社等に症状を回答する場合は注意しましょう。

むち打ちの症状としては、頚部の痛みやめまい、肩から指先のかけての痺れ、頭痛などがあり、多くの場合は1~3ヶ月程症状が続くとされています。

また、むち打ちの症状は事故後直ぐに現れることは少なく、早くてもその日の夜や翌朝に現れ、事故日より10日程経過してから症状が出ることもあります。(最も多いのは受傷から2~3日での発症)

事故後の施術内容としては、症状の変わりやすい2週間までは腕などの関連筋を使いながらの低刺激での施術を行いその後症状に合わせ筋肉や関節に対してのアプローチを行います。交通事故後の負傷の施術・リハビリはお任せ下さい!

交通事故では、通院に対する慰謝料や治療費(通院に対する交通費も含む)、休業補償や主婦(主夫)手当などの補償があり、慰謝料は自賠責基準と弁護士基準で金額に差があるため弁護士の使用をお勧めします。

当院は多くの自賠責患者様にご通院していただいており様々な症状への対応や弁護士・整形外科との提携も行っておりますので、交通事故に遭われた際にはお気軽にご相談ください。セルフケア指導 イラスト