ストレートネックについて
2024年08月26日
ストレートネック
こんにちは、この度三郷中央駅前整骨院に配属になりました中澤です。
川越市出身なので川越に興味があればなんでもお聞きください。
皆さんの体のお悩みに全力でサポートさせて頂きます。
よろしくお願いします。
今日はストレートネックについて書いていきます。
本来頸椎は前方に向かってゆるやかにカーブしています。
頸椎はこのゆるやかなカーブをクッションのように利用して重い頭を受け止めているわけです。
また、頸椎にこのカーブがあると頭の位置ガ自然に後方にシフトされ、頭の位置を背骨の真上に保つことが出来るようになっています
ストレートネックになると
カーブしているはずの頚椎が真っ直ぐになってしまっているのです。
頚椎にカーブが無くなってしまうと、頭を後方にキープ出来にくくなり自動的に頭が斜め前へ突き出るよう格好なってきます。
そして、カーブが失われると頚椎のクッション機能が低下して頭の重みが直に頚椎にかかってくるのです。
人間の頭は、体重の約10パーセントと大変重いので、このクッション性低下は非常に大きな荷重負荷を首に与え事になります。 すなわち、頭を支えるプレッシャーに耐えかねて、頚椎関節や首の筋肉がどんどん疲弊していくことになるわけです。
こうした疲弊は、肩や首のコリに現れます。放っておくと、じわじわと症状が悪化し、首が上手く回らなくなったり、咳をしただけで首に痛みが走ったりするようになってきます。コリや痛みだけではありません、、
頚椎の関節にはとても多くの神経が通っているので、頭の重みで関節と関節の隙間が縮まってくるとそれらの神経が圧迫されて、多くの症状が現れるようになります。
腕や手に向かう神経が圧迫されれば、手や腕が痺れるようになりますし、頭に向かう神経が圧迫されれば、頭痛がしたり目眩がしたりするようになってきます。
さらに、自律神経が圧迫されると、自律神経失調症などの症状が現れてきます。
なぜ、ストレートネックは起きるのでしょう?
ストレートネックは先天的なものではありません。
人間の頚椎は少なくとも初期設定の段階ではゆるやかのカーブのついた正しい状態にセッティングされているのです。
どういった後天的な原因でストレートネックが形成されてしまうのでしょう
そのいちばんの原因は姿勢の悪さです。
とりわけいけないのは、頭を前に垂らしたうつむきの姿勢です。
頚椎にかかる頭の重みの負荷は頭が2センチ前に出るだけで2倍になるとされ、4センチ前に出ると5倍もの負荷がかかるとされています。
つまり、こうした悪い姿勢ばかりとっているから頚椎に重みがのしかかりだんだんカーブが失われて真っ直ぐになっていってしまうのです
ストレートネックでは実際に姿勢やスタイルが大きく崩れていってしまうことになるのです。
例を挙げるなら、いつも重い頭を出していると、首が疲れてくるため、少しでも首の負担を減らそうとして肩を丸め、顎を前に出してバランスを取らるようになります。そして、こういう姿勢をとっていると、みるみるうちに進んでしまうのが猫背です。とくに長い時間デスクワークをしている人が陥りやすいのですが、頭が前に出ている上、いつも両手を前に出して作業しているため、上半身と荷重が前側に偏り、両肩が前に出て背中が丸まっていってしまうのです、
最近は、若い人にも猫背が大変増えていますがその背景にはストレートネックと長時間のデスクワークという二つの原因が横たわっていると考えてもいいでしょう
さらに、だんだん腰も丸くなり下腹部を前に突き出すような姿勢になってきます。この力が働き出すと太ももや膝もグッと前に出て自然に膝関節が曲がってくるようになります
これは膝の関節に大変負荷がかかる状態です。これは、これは、年老いたおばあさんの姿勢に見えます。
すなわち、ストレートネックを放っておくと、姿勢から老けていってしまうわけです。
近年は一日の中でスマホやパソコンを扱う時間が増えています。そのためスマホやパソコンを扱っている時の姿勢をピシッと正すだけでもストレートネックの予防と治療に効果を発揮することになるのです
具体的にどのような姿勢をとればいいのか
・スマホを扱うとには顔の高さにまで上がること。
画面と目線を水平に保ちながら操作するようにしましょう
スマホを取り出したら必ず顔の前に上げると意識づけていれば、うつむいている時間をかなり減らせるはずです。
当院では姿勢矯正というメニューを行っております。
姿勢矯正ではストレッチポールに乗り、首や肩周りの筋肉にストレッチを入れて筋の緊張を取っていったり、骨盤を正しい位置に戻して姿勢を良くしていくものとなります。
骨をボキボキ鳴らしたりせず安全なメニューとなっております。
なにかお悩みの事がございましたら、当院へご相談ください。