腱鞘炎
2021年09月6日
こんにちは三郷中央駅前整骨院箕輪です。
ここ数日気温が下がり、寒暖差が大きくなってきましたね。
体調管理を怠らずに日々過ごしていきましょう!
さて、今回は手の使い過ぎにより起こる腱鞘炎について説明していきたいと思います。
骨と筋を結ぶ腱と腱を包み運動をなめらかにする髄鞘が擦れあって炎症が起きて、痛みが出てしまうものを腱鞘炎と言います。
特に親指を伸ばす方向に動かす短母指伸筋腱と親指を広げる方向に動かす長母指外転筋腱が髄鞘と擦れてしまい発生するド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)がよく見られます。ド・ケルバン病の症状としてはタオルを絞る動作や物を掴む動作での親指の付け根の痛みなどがあります。また、痛いのに無理して動かしたり放置したりすると親指を曲げる側の腱が炎症を起こしてしまい引っかかって伸びにくくなってしまうばね指を合併してしまうこともあるので放置はしないようにしましょう。
腱鞘炎の好発人物は、産前・産後・更年期・スマホを長時間使う人・仕事で指を頻繁に使う人などです。これらはド・ケルバン病にもばね指にも当てはまります。両手に発生する場合もあるので利き手じゃないから大丈夫とは思わずに医療機関を受診するようにしましょう。
腱鞘炎の検査法としてはアイヒホッフテスト(フィンケルシュタインテスト)があります。やり方は親指側を上にして親指を握り込みながらグーを作り、手首を小指側に曲げていきます。この際に手首に痛みが出た場合、陽性になります。
もし腱鞘炎になってしまったら一番は医療機関を受診して適切な処置を受けることですが、すぐに行けない場合は保冷剤や流水でアイシングをしてあげる・安静にして極力使用しないようにする・塗るタイプの抗炎症剤を親指の付け根から手首かけて塗るなどすると比較的症状が楽にすることができます。また、市販品のサポーターをつけてあげることで負担を軽減させることもできます。
三郷中央駅前整骨院では、超音波治療で炎症を軽減させたり、テーピングによって負担の軽減・進行予防などのアプローチをしています。また、使い方の指導や気をつけたほうが良いポイントなども伝えさせていただいています。
ご来院される場合はお電話でご予約をとって頂いたほうがスムーズにご案内できます。(混雑時はかなりおまたせしてしまう場合もございます。)
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