腱鞘炎(ばね指・ドケルバン病)
2019年03月16日
こんにちは高橋です。
花粉症の季節がやってきましたね。いい天気なのにお外に出るのがきつい。
鼻水や目がかゆい、喉の痛み、皮膚の痒さなどなど個人差もありますが一生付き合っていくとなかなか大変です。
花粉症だと思ったら病院へ行って検査をし薬をもらうのが1番かな??と思います!!
今回のブログは 「ド・ケルバン病とばね指」
1つ目の
「ド・ケルバン病」
よく聞くのは腱鞘炎(狭窄性腱鞘炎)とも言います。
手の関節の背側橈骨側にある、橈骨茎状突起部と伸筋支帯とで形成される。
腱が筒のようなトンネルのようなものに包まれているのです。
主に使う筋肉としては長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎である。
50歳代と20歳代の女性に好発する。
両側性のものは少ないが、利き手に多いとは限らない。
場合によっては腫脹、熱感、硬結、圧痛を認める。
また、手関節や第1指の運動に伴う疼痛がある。
急性のものは第1指を良肢位にして前腕中央部からIP関節まで固定し1~2週間安静を保持する。
良肢位はボールを握る形が1番いい。
(ボールキャッチングポジション)
熱感のあるものは冷罨法を行う。アイシングが大事になってくる。
保存療法で効果が得られないものは医師に依頼する。
簡単なテスト方はフィンケルスタインテストがある。
母指を内転させ把持手関節を尺屈する。
そこで痛みが出れば陽性となり可能性としてはド・ケルバン病が挙げられる。
2つ目は
「ばね指」
弾発股とも言う場合がある。
ばね指は屈筋腱と腱鞘との相対的なサイズの不均衡により発生する。
MP関節掌側の狭窄性腱鞘炎である。
成人の場合中年女性に好発する。第1指が最も多い。1番母指、2番中指、3番環指の順番に多発する。
初期は指の運動痛のみのことも多く。指の関節の方に痛みが出る場合もある。
指の伸展、屈曲の自動運動時屈筋腱が引っかかって弾発現象を見る。特に朝方に症状が悪化する傾向がある。
理由としては就寝中に体がむくみがちになることが影響する。
症状が悪化すると他動的に伸展させなければならなくなる。
手指の運動を制限し3~4週間安静を保持する。
保存療法で効果が得られない時は医師に相談する。
痛み自体が取れるのはそこまで時間はかからない場合が多いがひっかかりが取れるのは少し時間がかかる場合があります。
ばね指は先天的なものもあり、
1~2歳頃に発症する。原因は先天的な腱鞘の狭窄あるいは腱の肥厚と言われているがあきらかはない。
ほとんどは第1指に発症するが6~7歳までに自然治癒するものもある。
腱の骨動性が強く制限されたものを強剛母指と言う。
他動的に安易に伸展できる場合は握り母指症とも言う。
強剛母指と握り母指は1~2歳児に多く見られる。
腱や靭帯の肥厚により靭帯性腱鞘と腱の大きさに不適合が生じて弾発現象が起こる。
当院の治療はまず、お悩みの痛みを和らげていく施術になります。お身体にお困りの際はいつでもご相談ください。
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