肩こりの自覚症状は肩甲骨から??
2018年02月19日
こんにちわ!三郷中央駅前整骨院の大鷹です。
皆さんは肩こりってなったことってありますか?肩こりという症状名はないので、あくまで自覚症状の話です。「肩が痛い、肩が重い、頭痛がする、動かしずらい」など、それらの根本的な原因があるのは肩甲骨の動きと位置の悪さからかもしれません。
今回は肩甲骨がなぜ重要なのか。それらについてお話していこうと思います。
【肩(肩甲骨)の働き】
肩甲帯には3つの骨(鎖骨、肩甲骨、上腕骨)、3つの解剖学的関節および2つの機能的関節がある。肩関節は解剖学的には肩甲上腕関節を指すが、他の4つの関節が協調して働いて初めて肩関節の機能が正常に発揮される。また肩甲帯および上肢は胸鎖関節でのみ体幹と直接に連結され、関節の安定性は多くの靭帯、筋によってもたらされている。
・肩甲骨とは
胸郭の後方に位置する扁平な骨。
肩甲棘内縁:第3胸椎の高さ
肩甲骨下角:第7胸椎の高さ
・肩関節の動き
肩関節は球関節で人体の中で最も可動域に富んでいる。
(屈曲、伸展、外転、内転、内転、外旋、水平屈曲、水平伸展)
・肩関節の動きに関与する筋
体幹から始まり肩甲帯につく筋
僧帽筋、前鋸筋、肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋、小胸筋
体幹から始まり上腕骨につく筋
大胸筋、広背筋
肩甲帯から始まり上腕骨につく筋
三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、大円筋
肩甲帯から始まり前腕骨につく筋
上腕二頭筋、上腕三頭筋
・肩甲骨の正しい動き方
この動きが悪かったりすることにより『肩こり』『五十肩、四十肩』になるリスクが高まると言われています。その正しい動きを【肩甲上腕リズム】という。
※肩甲上腕リズムとは?
肩関節の挙上(外転)は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の共同運動による。
この両者の連動を肩甲上腕リズムという。
肩甲上腕関節:肩甲胸郭関節=2:1
外転90度 では 60度:30度
外転150度 では 100度:50度 動くのが理想とされる。
肩甲骨は利き腕や使い方によって左右の位置であったり周りの筋群の緊張により動きが制限されてきます。表層(アウター)にある筋肉、深層(インナー)にある筋肉のバランス(柔軟、筋力)を整えることにより肩こりや痛みの自覚症状を軽減出来るとされています。
当院での肩関節(肩甲骨)の特殊なアプローチにより腕の動かし方が変わったり即効性の効果が自覚できるものがおおいです。一度肩周りのメンテナンスでも受けてみてはいかがでしょうか?
気になった方はいつでもご相談ください。