季節の変わり目の肉離れにご注意を!
2018年03月13日
スポーツしてる方はストレッチ不足は大変危険です。
この時期に多い肉離れに注意。
こんちには、三郷中央駅前整骨院の院長の渡辺です。
もうすぐ冬の終わりが見えてきて春の兆しがみえてきましたね。
今、当院に通っている部活をしている人が、ふくらはぎ、ももの肉離れを起こしていて辛い思いをしています。
それらが起こらないように、今回のブログの内容は肉離れ(筋挫傷)について書いていこうと思います。
接骨院にくる患者さんとしては肉離れと多くはありませんが、
時期的に暖かくなり運動量も増えてくるので怪我をしやすくなっています。
それにストレッチ量がだいぶ少なくなってきます。
少しでも予防ができる!なってしまったらいかに早く治すか!というのを伝えたいと思います。
スポーツ選手がよく肉離れってニュースで言っていますよね。
皆さんはどんな怪我なのか知っていますか??
肉離れとは?
僕ら医療従事者はこれを筋挫傷、筋損傷と呼びます。
これは筋組織の損傷で度合いによっては痛みや機能障害が強く生じます。
程度としては3つに分類できます
軽度(第1度) わずかな筋損傷、小規模な筋の損傷[筋肉痛]
中度(第2度) 筋損傷がさらに大きいもの、部分断裂により歩行痛や出血が多くなります
重度(第3度) 筋が完全に損傷、または完全断裂、自力歩行が困難になります
症状により痛みの度合いとリハビリの期間が大きく変わってきます。
発症原因は?
身体が冷えていたり、筋肉の瞬間的な筋収縮が起こることにより、発生します。
瞬発的な動作が起こることにより、筋線維に損傷がおきます。
用はとっさの瞬間に起こるということです。
比較的、骨格が形成された成人に多いです。幼少期などは骨格も筋肉も未発達であり、
柔軟性、弾力性に富んでいることから発生しずらいと言われています。
もちろん、激しいスポーツをする子供たちは発生をします。
どんな競技に多いのか?
ジャンプやターンなどするスポーツすべてにおいて起こりやすいです。
その中でも症状がでる場所などは競技により少し違うケースがあります。
・ふくらはぎ(下腿)に起こりやすいスポーツはテニス、バトミントン、バスケットなどです。
急にターンや力をかけるスポーツはふくらはぎにかかる力が強いので損傷しやすい。
テニスの際は特に下腿の内側を痛めやすい、これをテニスレッグといいます。
バレーボールではジャンプするときに下腿に損傷を起こしやすいです。
・ハムストリングス(ふともも)に起こりやすいスポーツは野球などのベースランニング、
サッカー、陸上など急な方向転換よりもダッシュをするような力がかかるときに損傷が起こります。
ふとももの後ろは陸上の短距離走などのスタートダッシュ時に強い力がかかるために損傷しやすいです。
例外として、テニスなどはわき腹や背部(せなか)なども損傷しやすいです。
治療法とは?
肉離れの場合、初期治療が大事となります。それはRICEです。
Rest=安静
Ice=アイシング
Compressiom=圧迫
Elevation=挙上
これをしっかりと行うことです。
RICE処置をいかに早く行うかで予後の回復期間を縮めることができます。
損傷の度合いに応じてアイシングで筋損傷での炎症を抑えるために行います。
その後、テーピングや包帯にてしっかりと痛めた筋肉をサポートし安静に保ちます。
その中でテーピングは損傷した筋肉の繊維を修復するために当院のプロのよるしっかりとした走行で貼ることにより、回復スピードを早めます。
始めの2~4週間でテーピングで補助できるかで回復具合とリハビリに大きな影響を与えます。
その後、筋肉の柔軟性や強化、関節可動域訓練、再発予防のための神経トレーニングなど様々なことを行い、再損傷しないように強化をしていきます。
運動復帰の目安はどのくらいか?
軽度の損傷➡2~4週間
中度の損傷➡1~2カ月
重度の損傷➡3カ月前後
実は肉離れは完全復帰には時間がかかる症状なのです。なので初期の治療としっかりとしたリハビリでストレッチやトレーニングなどを行わなければ大変なのです。
平均これくらいの期間が通常はかかってきます。
ただもっと完治が早い方もいます。※個人差があります。
再発予防をしっかりと行って強靭な体、バランスのいい体にしてあげると筋肉にかかる負担は格段に減ります。
それがパフォーマンスアップにもつながります。
肉離れをする前までの状態にもっていくことが当院の治療の強みです。
怪我のリハビリは元に戻すという意味もありますが、さらに強靭にするというのも大事です。
再発を予防には
いくら痛みがなくなり、安定したとしても再発する可能性は大きくあります。筋バランスや柔軟を意識しないでスポーツ復帰する人が多いため。
回復はしても新品にはなりません。それを強化やケアをしなければいけないのです。
自分でもできるケアがいろいろとあります。まずは体の全体的なケアとコンディショニング調整をしてください。
体のケアの方法は
三郷市、三郷中央駅前[南流山駅、八潮駅の隣駅]から徒歩1分の
三郷中央駅前整骨院までご相談ください☆