変形性股関節症 part2
2018年01月22日
こんにちは(^^♪院長の渡辺です☆
最近は股関節が痛くて来院される患者さんが多かったので以前にもブログに載せましたが
『変形性股関節症』についてもう少し詳しくお話させていただきます。
【変形性股関節症】
関節軟骨の変性、摩耗により関節の破壊が生じ、これに対する反応性の骨増殖(骨硬化、骨棘)を特徴とする疾患。
一次性関節症:少ない、原疾患が明らかでないもの。
二次性関節症:多い、原因が明らかなもの(90%以上は先天性股関節脱臼、臼蓋形成不
全)
※二次性股関節症の原因
・先天性疾患~ 先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全
・炎症性疾患~ 化膿性股関節炎、股関節結核
・外傷~ 大腿骨頚部骨折、股関節脱臼骨折、寛骨臼骨折
・ペルテス病
・大腿骨頭すべり症
・大腿骨頭壊死症
・関節リウマチ
・強直性脊椎炎
■症状
1、疼痛:股関節が主体、大腿部痛、臀部痛、腰背部痛も訴える。関節症初期には歩行後
の
だるさ、運動開始時の痛み。病期が進行すれば、安静時痛や夜間痛も出現す
る。
※股関節痛の原因
・摩耗した関節軟骨粉による滑膜炎による痛み
・周囲の筋肉(股関節外転筋)による痛み
・軟骨下骨層の破壊や効果による痛み
・機械的刺激に誘発された滑膜炎症
2、可動域制限:関節症が進行に伴い内旋、外転、屈曲、伸展制限が出現する。強直にい
たることは稀。
屈曲拘縮では※トーマステストが陽性となる。
3、跛行:疼痛(疼痛回避跛行)、筋力低下(軟性墜下性歩行、トレンデレンブルク跛行)下
肢短縮
(硬性墜下性歩行)による。
4、その他:患側の大腿四頭筋、大殿筋などの筋萎縮、さらに外転筋の筋力低下。
※トーマステストとは股関節の屈曲拘縮をみる徒手検査法言う
■診断
単純X線像によって確認。関節裂隙の狭小化、軟骨下骨の硬化像、骨棘形成、変形
■治療
当院の患者様は、いろんな病院、接骨院などいったけれど変わらなかったと言う方が多いです。
患者様の中には、加齢ですねと言われ、人工関節をすすめられて嫌だから来たと言う70代女性は歩行が困難で階段などの段差も辛い日々がありましたが、当院での治療していって今では、そういった痛みなく歩いています。
当院にはあきらめかけていた症状を改善していく治療の内容が多いです。もしも、お身体にお困りの方は、まず当院へご相談ください(^^♪
南流山駅、八潮駅の隣の三郷中央駅から徒歩1分の【三郷中央駅整骨院】でお待ちしております。