下腿三頭筋(ふくらはぎ)の肉離れ
2021年12月27日
こんにちは三郷中央駅前整骨院の箕輪です。
今年も残りわずかになりましたが、僕は今から大掃除が憂鬱なのですが皆様はいかがお過ごしでしょうか?また、新型コロナウイルス感染症もまだまだ猛威を振るっているので体調管理に気をつけて日々を過ごして行きましょう。
さて、今回は下腿三頭筋(ふくらはぎ)の肉離れについて説明していきたいと思います。
下腿三頭筋とは腓腹筋内側頭・腓腹筋外側頭・ヒラメ筋の3つの筋であり膝裏側の少し上から途中でアキレス腱になり踵骨(かかと)に付きます。下腿三頭筋は30歳を境に段々と変性し始めるので中年以降に多く発生すると言われています。
受傷機転について
この下腿三頭筋の肉離れはダッシュのスタート時やジャンプ動作・踏み込み時などに受傷することが多く競技としてはテニス・バドミントン・剣道などの競技で好発します。前述のような動作を急にすることによって筋が引き伸ばされて、そのストレスに耐えきれずに損傷します。また、多くの場合は筋の一部に損傷が生じることが多く断裂は稀であると言われています。
受傷原因について
下腿三頭筋の肉離れが起きてしまう原因としては、筋の疲労・オーバーユース・筋力のバランス不足・筋の柔軟性の低下・スポーツ時の姿勢(フォーム)不良・ウォーミングアップ不足・加齢等が挙げられます。
症状について
肉離れが起きると、歩行時などの運動時の痛み・損傷部位からの出血による炎症症状・腫脹・圧痛・陥凹(くぼみ)などの症状が見られます。また、受傷時に強い痛みがあり肉離れを自覚することも多くあります。
処置について
原則RICE処置が有用です。
RICE処置とは保健体育でも学んだと思いますが、REST(安静)・ICING(冷却)・COMPRESSION(圧迫)・ELEVATION(挙上)の4つの頭文字を取ったものになります。
受傷後48時間以内に特に冷却をしてあげることが重要になってきます。また、安静にして無理に動かさないようにすることも大事なのでスポーツ中に痛みを感じたらスポーツ活動を中止するようにしましょう。
当院のでの治療について
当院ではアイシングの他、超音波治療機による傷の修復の促進・弾性包帯による圧迫固定・ストレッチケアによる再発予防などを行っております。
特にこれからの気温が下がって来る時期は肉離れやギックリ腰などの怪我が多くなりますのでストレッチなどを行い予防をしていきましょう。
今年もありがとうございました。
来年も全力施術をモットーに営業して参りますのでよろしくお願いいたします。
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スポーツ障害 | 三郷市 三郷中央駅前整骨院 (misato-seikotsu.com)
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