テニス肘・パンナー病
2019年02月18日
こんにちは三郷市、三郷中央駅前整骨院の高橋です
今年も雪が降りましたね。
しかも2回!!なかなか寒さが厳しくなり、あと何回か降りそうですね。
インフルエンザもまだまだ流行っているので気をつけて手洗いうがいなどをして予防をしっかりとしましょう!!
今回のブログは肘周辺の痛み
「テニス肘」と「パンナー病」
はじめにテニス肘です!
一般的にテニスのバックハンドストロークで発生する。
上腕骨外側上顆炎による外側の疼痛性運動障害をテニス肘と言う。
*発生原因
発生頻度は高い!
特にラケットを使うスポーツでの操作技術の低い初級者や筋力の低い40~50歳の女性に好発する。
スポーツ障害、以外としては手をよく使う作業する者にも多発する。
正確にボールを捉えることのできないに受ける衝撃に手関節の伸筋(短橈側手根伸筋)で対抗することで筋肉の起始部で変性を起こす。
*症状
ラケットのグリップ時の肘から前腕にかけて疼痛や局所の圧痛、熱感があるときもある。
日常生活では回内位で物を持ち上げたり、タオルを絞る動作などの伸筋群が緊張するときに痛みが出やすくなる。
徒手検査方も3つほどある。
○椅子テスト(chair test)
○手関節伸展テスト(thomsen test)
○中指伸展テスト(middlefingerextension test)
治療法
保存療法を継続することで数ヶ月で症状が改善される。
年齢や使い方、使う頻度によっては長期を要することもある。
手の使用を最小限とし局所の安静の為固定やテニス肘のバンドを使用することも有用である。
運動を中止して治療に専念することが一番良いことなのですが、なかなかスポーツや部活を休むことができない。
スポーツしながら治したい方はバンドをつけながら少しずつ治していくことも可能なので個々の生活に合わせながら治すこともできます。
また、疼痛が軽減すればストレッチング、筋力強化訓練を行い技術の取得やラケット変更などと再発防止に努めることが重要である。
「パンナー病」
5~10歳の男子に好発する。
特に上腕骨小頭が壊死に陥る骨端症の1つである。
発症頻度は低いものである。
肘関節部の軽度の疼痛と可動域制限をきたすが多くは数ヶ月で自然治癒することがおおい。
個人差があるので多少の治癒期間は前後します。
肘関節の安静を保ち保存的に治療を行う。
予後は良好で後遺症はほとんどない。離断性骨軟骨炎と類似してるがパンナー病は骨端の障害。
また、離断性骨軟骨炎は関節軟骨の障害として区別することが重要である。
パンナー病はスポーツ歴や外傷歴がなく発症することで鑑別する。
肘関節の痛み以外にも肘関節の腫れも生じます。
離断性骨軟骨炎は発症は一般的に13歳以上である。
まずは症状をしっかりと検査する必要があります。
お身体にお困りの際はなんでも当院にお任せください☆