サッカーコーチかつトレーナー活動☆
2018年04月23日
サッカーコーチとトレーナー活動
三郷中央駅前整骨院の院長の渡辺です!!
僕は小学校から専門までサッカーをしていました。
サッカーはするのが好きで、この仕事についてからもフットサルなど参加したりしています。
自分の小学校、中学校やプロチームなんかもトレーナーとしてみていました
小学生とが夏の合宿に同伴させていただき、熱く指導したりケガのサポートに回ったりと忙しい反面とても楽しいトレーナー活動ができました。いやー自分もこんなときあったなと思いながら指導をしてましたね☆写真はコーチとして夏の合宿へ行ったときのものです。
(まだ若いころです)
さてさて、今回はそのサッカー中で起きる
『スポーツ外傷・障害』について。
実際トレーナーとしても活動はしていたので、現場で多かった症例についてお話させていただきます\(^-^)/
【小学生】
僕が見ていたのは五年、六年生の選手とコーチ(お父さん方)。
サッカーは相手との接触が多く激しくぶつかることも珍しくはありません。怪我は避けたくてもしてしまうものなのです。僕もたくさんしてきましたからね(^ー^;A
コーチ・トレーナーをしていて多かったサッカーの怪我では、
【足関節捻挫】【膝:靭帯損傷】 【肉離れ】などがやはり多くみられました。なか
には足底筋膜炎、鵞足炎、ジャンパー膝、ランナー膝、シェーバー病、オスグッド(成長痛)なども。
ひどい場合には足の骨折や脳震盪もありました。
スポーツ傷害とは、スポーツによる一回の外力で起きる怪我【スポーツ外傷】と、
スポーツを続けて蓄積された負担が引き起こす身体の障害【スポーツ障害】
に分かれますが、
サッカー中には一回の外力で起きる怪我『スポーツ外傷』が圧倒的に多くみられました。
現場での処置としては、怪我は急性の場合、熱感があるものがほとんどなので
【RICE処置】を必ず行います。
RICE処置とはそれぞれ、アルファベットの頭文字をとって4つの応急措置のことを言います!
【RICE処置】
①Rest【安静】:スポーツ活動の中止
受傷直後から痛めた部位の自然治癒が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその自然治癒の開始が遅れてしまい、その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションについやす時間を長引かせてしまいます。まずは安静が大切!
②Ice【アイシング】:患部の冷却
冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症を抑えることができます。保冷材や、湿布ではなくビニール袋に氷と水を入れ患部に当てるか、バケツに氷水を張り、足をつっこむのが理想です(^-^)保冷材はやけどの恐れあり。
③Compression【圧迫】:患部の圧迫
適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症を抑えることができます。テーピング固定や、氷水の袋を当てながらサランラップなどで患部を巻いて圧迫するといいでしょう(^-^)
④Elevation【挙上】:患部の挙上
心臓より高い位置に上げることで重力を利用し腫れや炎症を悪化させないようにします。なるべく患部に血液を集めないようにします。
これらをしっかりやるかやらないかで治る期間が大幅に異なってきます。
足関節の捻挫はただテーピング固定ではなく、当院でも行っている足の関節を正しい位置に戻してから固定をします。血流の流れも正しく戻るので自然治癒力は最大限に引き出され、ただテーピングするよりもはるかに早く治り、その後の拘縮や痛みを誘発することを防ぎます。
膝の靭帯損傷や肉離れなども炎症がひどくなるまえにRICE処置は必ず行いました。選手にとって運動ができないのは精神的にも辛いのでなるべく早期復帰を目指します。
皆さんも自分や周りの人が運動中にこのような怪我をした場合はRICE処置を覚えていると便利ですよ(^o^)v
スポーツ傷害についての応急措置はこのくらいにして、腫れや痛みが減らない場合はお早めに当院にご来院ください。
外傷は早めのケアが大切です!!
夜はお父さん方(コーチ)から腰痛だからとか首が痛いからとかなど、休まず保護者のケアまで行い、大変疲れましたが楽しかった思い出です(^-^)