辛い坐骨神経痛、その神経何番目?
2022年01月22日
こんにちは!三郷中央駅前整骨院の石川です!
コロナも連日過去最高人数を日々更新し、皆さん体調の具合はいかがでしょうか?
お仕事で座りっぱなしで運動できていない方や、睡眠不足、栄養不足などが原因で免疫力が落ちかけている方!自己管理をしっかりとしてコロナに対する対策を一人一人がしていく大事な時ですね。
その為今日お話ししていくのがずっと同じ姿勢でつらいと感じている方で不安の声も多い。
腰痛(坐骨神経痛)の見極め方
に着いてお話ししていきたいと思います。
*今回は腰痛の神経系に対する検査法についてお話していきます。
ヘルニアや、分離症など症状についてはまた別の回でお話させて頂きます。
まずは視診にて
側湾症の有無
階段状変形の有無(すべり症のチェック)
殿筋や、下肢筋の萎縮(椎間ヘルニアで神経に障害が出ていないか)
を診ていきます。
次に脊柱の動作にて
屈曲 (制限があれば椎間ヘルニアの可能性あり)
伸展 (すべり症、分離症の可能性あり)
側屈
回旋
*側屈や回旋については筋肉のみの可能性もあり
叩打痛(骨折や感染を含む炎症の可能性。)
最後に今回のメインである神経のテスト法や反射をみていきます。
①下肢伸展挙上テスト(ラセーグ徴候)
☆見る神経ライン
下部腰椎(L4-L5.L5-S1)のヘルニアが強く疑われます。
☆患者姿勢
仰向けにて行い、膝関節を伸展したまま股関節を挙上していき70度未満で神経痛が生じた場合陽性となります。
*ラセーグ徴候で陽性となった角度より少しだけ下肢を降ろし、足関節を背屈させた状態で神経痛がある場合は(ブラガードテスト)陽性となります!
②大腿神経伸展テスト
☆見る神経ライン
上位腰椎(L3-L4)のヘルニアが疑われます。
☆患者姿勢
うつ伏せにて行い、膝を90度曲げたまま下腿(ふくらはぎ)を上にあげることによって股関節を伸展させていきます。この時に大腿(太もも)に痺れがあった場合は陽性となります。
③神経反射テスト
膝蓋腱反射 (腰の4番目の神経)
アキレス腱反射 (仙骨1番目の神経)
④感覚検査法
皮膚に近い神経(表在感覚)と深い(深部感覚)の検査も行っていきます。
☆やり方
表在感覚 *筆やピンを用いて
深部感覚 *指などで位置感覚をみる。
⑤筋力テスト
最後に筋力のテストなどを行っていきます。
一番簡単な検査法としては
膝の屈伸動作などを、行い、大腿四頭筋やL4の神経をみたり
踵歩きで前脛骨筋やL5の神経
爪先歩きで下腿三頭筋やS1の神経
などを見ていきます。
最後に
今回はかなり専門的にはなってしまいましたが腰痛で見させていただく上で大前提として知っておくべき知識になると思い今回はこちらを書かせていただきました。
次回もまた腰痛についてお話ししていきます!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かお困りの事ございましたらいつでも三郷中央駅前整骨院にご連絡下さい。
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