緊張性頭痛

2018年02月22日

こんにちは(^^♪三郷中央駅前整骨院の院長の渡辺です。最近患者さんの中で、「肩こりからの頭痛がする」「目の奥が重だるい」など頭痛症状を訴える方が多くなっています。

そこで今日は、首、肩からくる『頭痛』についてお話させていただきます。

皆を悩ます緊張型頭痛

緊張型頭痛とは、頭の周りを締めつけられたような鈍い痛みが続きます。
「ヘルメットをかぶったような」という方も多いです。また、肩や首の強いこり、眼精疲労、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。どの年齢層でもみられ、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)との2種類があります

 
   
   
   
   
   
   

誘因とは?

緊張型頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスとの負担が蓄積されて起こると考えられています。
身体的ストレスとは、たとえば上半身を前かがみ(猫背)にしたパソコン操作や、目の使い過ぎ、車の運転、就寝時の合わない枕など、不良姿勢を長い間続けることや、体の冷えなどがこれに当たります。不良姿勢が続くと、首・肩にかけての筋肉が収縮し、こった状態になり頭痛を誘発しやすくします。

あと、運動不足も頭痛を引き起こしやすくします。
家庭内(プライベート)でのトラブルや仕事がうまくいかないなどの精神的ストレスも、神経や筋肉の緊張を高め、頭痛の誘因となります。

緊張型頭痛が起こるしくみ

緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉や皮膚につながる神経圧迫、頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。
筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまりやすくなります。それらが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを誘発するのです。

精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。神経の緊張が毎日のように続くと、脳内の「痛みを抑えるコントロール機能」がきちんと働かなくなり、筋肉が緊張していなくても頭痛が誤作動のように起こることがあるのです。

症状は?

この痛みにより、外科や内科に行った人もいると思います。CTやMRIも撮ったという方もいました。でも異常なし。痛み止め出されてそれでも痛い。そんな患者さんたちがこられました。

・同じような痛みが高頻度に起こる

・目の奥も痛くなる

・鈍痛もあるが鋭痛もある

・めまい、吐き気

・倦怠感   など

予防はあるの?

緊張型頭痛を予防するためには、心身共にストレスを解消することが大切です。

日頃から適度な運動、ストレッチを心がけ、同じ姿勢を続けないように心がけましょう。

仕事や勉強で長時間、机の前に座りっぱなしのことが多い人(同姿勢)は、こまめに休憩をとって気分転換をはかり、ときどき背すじを伸ばすなどして、筋肉をほぐすように努めましょう。トイレに行くのに歩くこともとても良いことです。

1日の締めくくりに、ゆっくりとお風呂につかったり、首や肩まで浸かり温めるのは効果的です。

軽めの運動やストレッチといった軽い運動を習慣化し、ゆったり、のんびりした時間をもつことが何よりの予防法です。

治療法は?

当院では【緊張型頭痛】に対しては、首、肩のバランス、柔軟性をしっかり見極め、筋、骨格、神経にアプローチをしていく治療がありそれらを行うことにより頭痛の頻度を下げていくことができます。

そういった頭痛でお困りの方は、まず当院へご相談ください☆