産後の腰痛

2018年02月22日

こんにちは(^^♪三郷中央駅前整骨院の高橋です☆当院は子連れのママさんがとても多くなりました！！産後のママにさんに多い腰痛について今日はお話していこうと思います(^^♪

産後に起こる腰痛の原因は？

 

産後の腰痛は、さまざまな原因が積み重なり引き起こされます。正しく対処するためや原因などを知っておきましょう！

骨盤の歪み

出産時は最大限に骨盤が緩くなり、開いた状態になります。骨盤が歪んだ状態のままで育児が開始されると、多くの人は骨盤まわりのどこかに痛みを感じやすくなります。産後に歩けないほどの腰痛や股関節の痛みが起きる場合は、骨盤の歪みや炎症が関係していることがほとんどです。

もともと運動をしていた人であれば、筋肉(体幹)がある程度腰回りを守ってくれますが、普段からあまり運動をしていなかった人は骨盤の開きの戻り具合が遅く、腰痛が長引きやすいですです。

産後1～2週間は思うように体を動かすことができませんが、落ち着いてきたらを当院に一度、骨盤の歪みチェックしに来てみてください☆

 

育児

赤ちゃんを抱っこしたり、赤ちゃんの体重を支えながら授乳をしたりと、今までの生活ではあまり使わない筋肉を使うことが増えてきます。(手首の腱鞘炎や首肩、腰の痛みなど)

特に長い時間抱っこをする姿勢(反り腰・前かがみ)で腰への負担が増して腰痛につながっていきます。抱っこのしすぎで手首などの腱鞘炎を起こして、で家事もままならないほどの人も当院に来られます。

ストレス

精神的・身体的ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れます。すると血行が悪くなっていきます。産後は筋力低下が産前に比べてはっきりとわかります。ただでさえ血行が悪い状態ですが、精神的・身体的な負担が加わることで腰痛を引き起こす原因になっていきます。

一人目の出産でも二人目の出産でも、産後は生活リズムががらっと変わるので、家事と育児の両立で精神的にストレスを感じやすいのです。男性はそういった面もしっかりわかってあげましょう。身体的のカバーはできなくても精神的ストレスカバーは少しでもできるはずです。

 

睡眠不足

夜泣きや夜中に授乳したり、オムツを替えたり、産後はしっかりと睡眠を取ることができません。睡眠がしっかりとれないと、自律神経も乱れやすく体に疲労が溜まって血行が悪くなり、結果的に腰痛を引き起こしてしまうことがあります。そういったことから産後の鬱になる人も少なくはありません。

産後の腰痛を改善するには？

 

※産後の腰痛の対処法は、健康の三原則【睡眠】【食事】【運動】ですが、できるわけありません。ただできるものもあります。少しでも食事内容(栄養)を見直したり、体操をうまく取り入れたり、日々の生活習慣から見直す必要があります。

※自分のケアの場合です

以下の方法はケアの仕方です。参考にしてみてください⇩⇩

骨盤コルセットを使う

骨盤コルセットで固定すると、骨盤が元の位置に戻りやすくなり、腰痛の改予防・改善が期待できます。

育児の負担などもコルセットにより防げるので股関節や腰の痛みの人にはおすすめできるものです。

 

産褥体操(腰痛予防)をする

腰痛を改善するには、骨盤の歪みを解消するだけでなく、腰周りや股関節周り筋群の血行を良くすることも重要なんです。

産後の体の回復を促進する体操は、産後1日目からできます。腰痛改善だけではなく、子宮筋収縮(骨盤底筋)の促進や血栓症の予防などの効果もあります。

産褥体操は、運動が苦手な人でも簡単にできる体操なので、気になる方は当院に来た際にぜひ聞いてみてください。

 

ストレッチをする

ゆっくりストレッチをすることで、体に負担をかけることなく、腰の負担を下げることができます。

たとえば仰向けになり膝を曲げた状態で、両足を一緒に左右に倒す体操などは腰痛に効果的です。骨盤体操として様々なストレッチ法があるので症状に合わせてこちらからご提案していきます。

ただし、産後すぐに運動や腰の痛みが強いときは無理はしないでください☆

 

腰痛がひどいときに、家でできることとは？

 

抱き枕やクッションを使う

腰痛になると、赤ちゃんへの授乳も大変だと思います。母乳をあげるときの工夫では、授乳クッションというものがあります。

赤ちゃんの下に授乳クッションを置いて、腰が辛くない高さに調節できるため、腰への負担を減らすことができます。

 

寝方を工夫する

お風呂に入って血行を良くしたあとにストレッチを行い眠りにつくことで、腰痛を緩和できます。

睡眠の質を上げるためにも、寝る1時間前から目を使うスマートフォンやパソコンは見ないようにし、部屋を暗めにしておきましょう。自律神経にも影響がでやすくなります。

産後はまとめて寝ることが難しいので、短い時間でもできるだけ睡眠の質を高めることが大切です。横向きに寝てタオルでもクッションでも膝にはさみ体操座りのように腰をまるめるように寝てあげると負担も少なくなります

産後の腰痛は当院でも解消できる？

 

産後の腰痛は、整体でも改善することはできます。産後すぐにでも施術できるものもあります。

ただし、産後1ヶ月頃までは、体が完全に回復しきってないし、骨盤周りはゆるいのでポキポキのような矯正は行わない場合があります。

産後の整体を専門に行っていて、妊産婦さんの知識がある当院にお身体の不調がある方はご相談ください。

 

産後の腰痛は早めの対処を！

 

腰痛がそれほどひどくないと、日々の忙しさに我慢して、翌日治るかなーみたいな感覚で対処しない場合が多いですよね。

しかし、腰痛によってずっとストレスを感じている状態になると、母乳の出が悪くなったり、体調不良になったりする可能性もあるのです。そのストレスがさらに腰痛を悪化させることも・・・。

自分のためにも、そして赤ちゃんのためにも、産後に腰痛を感じたら、できるだけ早めの対処を心がけましょう。骨盤矯正の方法は様々あるので、状態をしっかりみて一人一人にあった施術を当院では行っていきます。