寝違い(首の痛み)

2018年03月27日

こんにちは!最近、寝違えて首を痛めた三郷中央駅前整骨院の渡辺です。

自分自身が経験しているからわかることですが、寝違えは『ツライ』『痛い』です!!

作業にも集中できないくらい痛いときもありますよね?

今日はそんな首の痛み【寝違い】についてお話させていただきます。

違え・首の痛み – 症状とは?

 

 寝違えとは、睡眠中の寝返りや朝の起床時などで頚部が無理な体勢になった際、または長時間の不良姿勢でいると、頚部や肩甲骨周囲の激痛と運動制限を伴う急性症状のことをいいます。

(ギックリ首とも呼びます)

重度のものでは、熱感を伴って頭を支えているのも困難になり、朝起きてからの自重で起きることもできないと言った症状が出ます。座っていることさえできないこともあります。

 

 

違え・首の痛み – 原因はなんなのか?

慢性的な「肩こり」「首こり」がある方は、「寝違え」をおこしやすい傾向にあります。

それは、「肩こり」「首こり」の方は首や肩に感じる張り感や重だるさなどの「痛みの前駆症状」を見逃しがちになるためです。その状態を放置してしまいストレッチを怠っていると、睡眠時の姿勢や起床時の体勢で柔軟性が低下した首や肩甲骨周囲の筋肉・軟部組織が損傷しやすくなり、痛みや運動制限をきたしてしまいます。

※翌日首肩の疲れが取れないのも「痛みの前駆症状」です。

また、「頸椎や骨盤のゆがみ」が原因で、左右や前後の筋バランスが崩れてい状態が続いていると「寝違え」をおこしやすい環境になります。

 

 

寝違え・首の痛みからくるさまざまな症状とは?

「寝違え」を解消しないままでいると、各部に血流の流れはどんどん悪くなっていきます。そのため身体の各部は充分な酸素と栄養を得られず様々な不調が現れます。

「寝違え」を放置すると、本来の体調になるまでに時間も多くかかり、辛い生活を送ることになります。三郷市の三郷中央駅前整骨院では、寝違えの症状が現れたら重くなる前に早めにご来院いただくようおすすめしております。治りも早期の方が早いのです。

【腕や手のしびれ・冷え】

寝違えによって血流が阻害され続けると手足の指先まで血液を送る末梢血管が狭くなったり、抹消神経の伝達が阻害されてしまうおそれがあり、神経症状が出たり血流障害からの冷え、シビレが出たりします。

【頭痛】

寝違えた後に頭痛を訴える方がとても多くいらっしゃいます。寝違えは悪化すると首から肩甲骨周囲だけでなく、背部や後頭部の筋肉まで緊張して神経や血管を圧迫することから頭痛が発してしまう事があります。

【椎間板ヘルニア】

寝違えによって頸椎周囲の筋肉の緊張が高い状態が継続すると、頸椎の間にある椎間板(クッション)に圧力がかかり、後方に突出して腕につながる神経を圧迫すると神経伝達障害が発生し、首から腕にかけての激しい痛みを伴う場合があります。特に重篤な症状例です。

 

自分で出来る寝違え・首の痛み解消法

 筋肉疲労冷えによる血流不足からくる 軽度の「寝違え」であれば、ストレッチやお風呂に浸かるなどの血流の改善を図ることで解消できます。ただし、熱感を伴う靭帯損傷軟部組織の炎症があるような重度の「寝違え」場合には、ストレッチなどによって症状が悪化する場合もあるため、患部を安静無理な運動は控えて患部を安静にしたほうがよいでしょう。その場合は当院にご相談ください。

症状は、軽度のものは数日以内に解消しますが、症状が強いまたは改善しない場合、手足のしびれや感覚障害などの症状を伴う場合は早めに接骨院や医療機関を受診して、治療をするほうが早期に回復することができるでしょう。重度の場合は3から4週間かかるものもあります。

寝違えや首の痛みを起こさないように、日頃からストレッチを心がけ、半身浴などで身体を冷やさないよう心がけましょう!