ド・ケルバン病(手首の腱鞘炎)

2018年01月23日

こんにちは(^^♪院長のわたなべです☆

最近、妊婦さん、ママさん、主婦の方などを悩ませている手首の腱鞘炎が増加しています。一人一人の原因は違っていますが、悪化させると物を掴むのも嫌になるくらい厄介な症状なんです。

今日は皆さんにも手首の腱鞘炎について知識を知っていただこうと思いお話させていただきます(^_-)-☆

【ド・ケルバン病(手関節の腱鞘炎)】

手根背側第1コンパートメントを走行する長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎である。(手首の親指の付け根に出てくる痛み)

■発生機序

手首の使い過ぎ(over use)や使い方の間違い(miss use)である。

授乳中の女性で乳児の頭部を支える手に発症。家事など母指への過度の使用がきっかけで起こります。

■病態

長母指外転筋腱と短母指伸筋腱は、手関節と母指の運動により靭帯性腱鞘でできた狭いトンネル内を滑走する。また、その遠位で走る方向を変えられる。靭帯性腱鞘での圧迫と腱の走行による摩擦などの機械的刺激により、滑液包に炎症が起こり、腱鞘炎にいたる。

妊娠・出産(20代)と更年期(50代)の2つのピークがあるため、ホルモンバランスの変化がこれらの疾患の基盤にあり、滑膜炎または滑膜浮腫を起こしやすい状況をつくっていると考えられている。

■症状

第1伸筋腱区画の腫脹、圧痛、熱感、硬結。手関節や第1指の運動痛。

ひどいと物を握ること、腕を下に垂らしているだけでもジンジンしてくる。

■徒手検査法

フィンケルシュタインテストを行い疼痛が誘発されれば陽性。

親指を四指の中に握りしめ、そのまま小指方向に傾ける。↑↑フィンケルシュタインテストです。

■治療法

当院では、痛い所に関与する前腕の筋群の柔軟性をつけ、手関節の関節を矯正し、ド・ケルバン病の特別アプローチを行う手技治療があります。

物理療法や固定などもありますが、まずは手技療法により、お悩みの痛みを早期回復へ導きます。

 

このド・ケルバン病の症状をしっかり見極め、治る期限や治っていくイメージがついていくと思います。当院で治療されたこの症状の方は、皆さん完治へ進みました(^^)/

腱の炎症なので使えば使うほど症状は悪化していきます。一人で悩まず、この症状はちょっとでも現れたらお早めに当院へご相談ください。

南流山駅、八潮駅の隣駅『三郷中央駅』から徒歩1分!

お子様ずれも大歓迎☆★バウンサー完備(^^♪

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