★免疫について★

2019年11月14日

こんにちは 髙橋です。
今週は3連休でした。
天気はあまり良いとは言えませんでしたね!!
気温も寒くなってきて、風邪を引く人も多くなってきたのではないでしょうか?

インフルエンザの予防接種も皆さん早めに受けないとなくなる可能性がありますね。。。
免疫力としてなるのは打ってから2週間後だということなので皆さんインフルエンザに罹る前しっかりと打ちましょう!!
打つ、打たないで症状全然変わるので打った方がいいかなと思います!!皆さん手洗い、うがいしっかりしましょう。

今回のブログ内容は免疫についてです。
1、免疫とは

「自分の体の中にある異物」を攻撃して体の中から排除しようとする防御システムになります。

人間はもちろんの事、動物にもこのシステムはあります。
 
先天的に持っている免疫を「自然免疫
後天的に得られる免疫を「獲得免疫」と言います。

体の中にウイルスや細菌など病気になる微生物を体の中にあってはならない菌を攻撃することによって、風邪など鼻水が出たり咳が出たりする訳です!!

「自分とは違うものが入ってきた、侵入してきた」と認識した時に働くシステム。

人間の体は覚える事を知っています。
特定のものには、、例えば「麻疹ウイルス」
一回麻疹にかかったら細胞が記憶します。

二度目は記憶していた細胞が麻疹ウイルス形を覚えているので抗体を作ります。

麻疹ウイルスに対してだけ免疫が働くので、一度なった麻疹には二度目はかかりません。

予防接種もこの免疫システムを利用して作られています。

病気の原因となるウイルスの毒性を弱めて、活動しないように処理したものです。
これをワクチンと言います。

ここ近年は風疹も流行っているので、妊婦さんにはとても影響があり、義務されていない年代の人もいるので、当てはまる人は積極的にワクチンを打ちましょう!

2、免疫高めると風邪や病気になりにくいの?
結果から言うとなりにくいです。
免疫が低下すると感染症(例、インフルエンザ)にかかりやすくなったり、悪化しやすくなったりします。
インフルエンザなどにかかり悪化した場合は呼吸器や二次的細菌感染を起こりやすくなります。

どうすれば免疫を高められるのでしょうか。

免疫力の60〜70%は腸にあると言われています。腸内環境を良好にする事でまたは保つ事で免疫低下を防ぐことができます。
また、1番免疫が働いてくれる人間の体温は37度
前後です。低くても高くてもだめなので自分のベストの体温をしっかり把握しておくのが大事ですね!
❶食べ物ですと、ヨーグルト、味噌、納豆、漬物、キムチ、メンマ、醤油、黒酢、塩麹などの発酵食品。
食物繊維、オリゴ糖は免疫を担当する細胞のバランスを改善すると考えられています。
他にも、トマト、林檎、お茶、チョコなどのポリフェノール類、青魚、しじみなどのミネラル豊富な食材、、沢山あります。

食事だけでも免疫を、高めることができるので
食生活を変えることからまず実践して見ましょう!

❷生活ですと運動、睡眠です。
まずは運動についてから!
定期的に運動する事で免疫が上がります。
重要なのが定期的というところ!
ハードな運動はしなくて大丈夫です。
ウォーキング、サイクリング、短時間の水泳などなど自分にあった運動をすることです!

次に睡眠について!
睡眠不足は良くありません。免疫低下の原因になります。最低でも6時間は寝るのがオススメ。

睡眠不足だと血管が収縮し、体の循環する血の量が少なくなってしまいます。
疲労を回復する事で、ストレスも減り免疫低下を防ぎます。
人間にとって衣食住はとても大切です。

自分にあった方法で、まずはできる事からやっていきましょう。
 
 
☆免疫の働き方
免疫細胞という。マクロファージNK細胞好中球好酸球好塩基球T細胞、B細胞などでいずれも白血球に含まれる細胞です。
免疫細胞はいたるところで病原体と闘います
それぞれに役割があります。
マクロファージは病原体を食べてくれます。
白血球の中では1番大きいサイズになります。
一番の役割は貧食と言い、活性酸素などを利用して殺菌してくれます。
NT細胞はウイルスや細菌だけでなく、癌細胞に対しても免疫力を発揮します。
T細胞ウイルスに感染した細胞や癌細胞を除去します。
B細胞はT細胞のアシストによって抗体を作ります!

好中球は細菌など真菌などの病原体を食べたり殺菌します。

好酸球、好塩基球は主に寄生虫に対応します。
それぞれ白血球と言われても役割が違い、どれが欠けても体には症状が出たり対応出来なかったりします。